素人が考える「パチンコと政党」について

寄稿文

皆さま こんにちは。ユーザーのゴンザレスです。

今回は衆議院選前の微妙な時期には出せなかった、私が適当かつ真面目に趣味で日々考えている「パチンコと政党」についてです。

はじめに

あくまで私の個人的な感想と見解ですが、参考資料は「誰が書いたか分からんネットの噂」では無いものを収集しております。そのため情報が古いものも含まれています。

また、タイトルで仰々しくパチンコと政党なんて書きましたが、そもそも普通は「政党の意見」というのは完全に統一される事は稀なわけで、それが可能なのは、

・党内派閥やグループを許さず「民主集中制」により党中央の意見で一本化できる日本共産党

・党首個人のカリスマ性だけで成立しているれいわ新選組

この2つくらいでしょうか?

そのため、他は「政党内でそういう意見や動きもある」「あくまでゴンザレスという一般人の考え」であり、もし専門家の方が「これは違う」と言ったらそちらの方が正しいですし、「パチンコ専門家が書く政党論評」があったら私自身が真っ先に読みてぇ(笑)

さすがに商売でなく趣味で全てを網羅するのは無理ですので、専門家がやってくれれば非常に面白いものが見られそうです。

勝手に論評

旧社会党のイメージからか「野党(反自民)はパチンコに優しい」というぼんやりとしたイメージがあるようですが、実際にはそう言いきれません。

れいわ新選組(山本太郎議員の意見)

こちらは有名な話ですが、党首の山本太郎議員が参議院議員時代に国会でカジノ法案反対の一環としてパチンコ・パチスロ規制について声高に叫んで、採決の時に「S(大手メーカー)のためか!D(大手ホール)のためか!」と叫んでいたくらいですから、好意的とは言い難い。

依存問題関係でも、業界側に金銭的な負担と社会的責任を求める動きを見せてきましたし、公営競技も含めて入場規制の必要性を訴えていました。

また、個人的にはカジノ管理委員会向けのギャンブル等依存症についての講演でも言及されていた「音・光について」と、当たりそうで当たらない「ニアミス」問題に近い事を言及していたのが面白いと感じております。

依存問題については、どの政党より真面目なのかもしれません。ただ最近は野党共闘を意識してか、ややトーンダウンしているようにも思いますが。

日本共産党

以前からパチンコ・パチスロ批判をしており、「三店方式は脱法(違法とは言ってない)的な換金方法である」としんぶん赤旗で明言しており、共産党の国会議員も批判しております。

なんならカジノとは関係なくパチンコ業界に対しては結構厳しい事を国政の場で言っており、旧民主党政権時代にもズバズバ責めていました。当時は「換金合法化の動き」「株式上場の動き」などに関しても批判的な発言をしていたと記憶しております。

地方議員の中には、生活保護受給者のパチンコ遊技について「庶民の遊びだから認めるべき」という趣旨の擁護発言していた人も昔はいたようですが、先ほど申し上げた「党中央の意見で一本化」という性質があるので、地方レベルであったとしても擁護は非常に限定的になるかと思われます。

とはいえ、批判はしているが「じゃあ具体的に何か行動を起こしているのか」となると、派手なことはあまり聞きません。

立憲民主党

旧社会党の流れで「パチンコ業界に優しい」というイメージが一番強いようですが、旧社会党とパチンコは30年ほど前に「送金に関する問題」等で騒がれたイメージが絡んでくるのが厄介な所です。

また、先ほど書いたように旧民主党政権時代には共産党議員から「業界(具体的な社名付き)から献金やパーティー券などで多額の金が民主党を中心にバラまかれている」と指摘される程度には、関係性が深いのは事実です。主に責められていたのは当時の国家公安委員長で、献金やパーティー券は旧民主党以外の議員にもいたわけですが。

他にも、去年の3月あたりに民団中央本部が立憲民主党の面々(辻元氏、白議員、大串議員、小川議員等)と会談を行い、その際「コロナ流行におけるパチンコ屋の安全性」について説明を受けており、“その面”でも関係性は強い。

そして、カジノ批判をする時に党内からパチンコ擁護をする声もあったのも事実。

しかし、その擁護内容が「パチンコは負けても年に5万円程度」「パチンコは1,000円2,000円の遊び」というように数十年前の情報から更新できておらず、あるいは大串議員のような根拠が薄い「パチンコは(カジノ問題とは)別」という理論武装をできてない感情論ばかりでツッコミも多数。

はたして今のパチンコ業界に必要な面々なのかは疑問です。「優しくはあるが役には立たない」といった所でしょうか?

また、例えば近年パチンコ業界に関係する批判的な国会質問が多かった高井崇志氏も立憲民主党議員(当時)で、必ずしも一枚岩というわけではありません。旧民主党系は集散離合をやり過ぎてわけが分からん事になっています。

こういった事を考えると、野党共闘(立憲、共産、れいわ)からは良くて「見て見ぬふり」くらいしか引き出せそうにありません。というよりパチンコ問題については意見が違い過ぎて「沈黙」しか出来ません。ハンター試験かよ。

そんなこんなで今回の衆院選は「パチンコ一つとってもこんなに考えが違うのに、本当に閣外協力なんてできるのか?」と疑問に思いつつ眺めていた次第です。

これは余談。

国民民主党、社会民主党

正直分かりませんが、数が少なくそれほど影響はないかと思います。また旧民主党や旧社会党の後継団体であることを考えれば、業界に対して大きな批判は無いかと考えられます。

日本維新の会



比較的新しい政党であり、私が東日本の端っこに居住していることもあり、正直よく分かりません。



「パチンコいじめ」のイメージが先行していますが、パチンコ潰しではなく「まぎれもなくギャンブルなのだからギャンブル産業らしく規制と管理を」という現実的な考えなのかもしれません。意外と「パチンコ法(仮)」との相性は良いかもしれませんし、パチンコチェーンストア協会(PCSA)に所属している議員もいます。

そのことについて批判された時に、松井一郎代表が「PCSAはグレーな部分を変えるための組織と聞いていますけど?」的な返しをしていたと記憶しておりますので、その「グレーで曖昧な部分を利用して大きく稼いでいる」としたら煙たい政党かもしれませんが。

正直な話、最近の(相応の理由があるにせよ)酷い釘に泣かされているユーザーとしては心が動かされます。「建前遊技」なグレーだからこそ自由自在に動かし下限が無いわけですし、どこかで「そろそろいい加減白黒つけろや」と怒り心頭な自分がおります。

しかも、貯玉保証・保障・補償やユーザー権利の軽視でも泣かされている現実もあるわけで、新たな法整備などの必要性は常々感じております。まあ三店方式が全ての可能性を潰しているわけですが。

とはいえ「グレーな部分を変える」に釘問題が含まれるかがサッパリ分からんのです。PCSAの「グレーな部分を変える」は主に直接換金の合法化についての事を指しているようですし。

おまけに『維新はローカル。ローカルな維新は眼中にないんですけどね』という某氏の台詞がある程度には限られた地域でのみ影響力が強い政党であるので、国政においては優先度が低いパチンコ関係にどこまで本気になるかは分かりません。

自由民主党

「時代に適した風営法を求める議員連盟(パチンコ議連)」として業界側の立場で動いている議員達がいて、例のセーフティネット保証の追加対象についても尽力したと聞いております。

また、コロナ流行の前には「増加する訪日外国人観光客の娯楽の受け皿となりうるよう、警察当局はキャッシュレス社会に対応するイノベーション促進を妨げないよう、最大限配慮すべき」だの噴飯物の提言をしていましたが、三店方式の外国人への説明をどうする気なんだか?  

明らかに訪日外国人を隠れ蓑にした「日本人向けキャッシュレス促進」なのは間違いなく、ここまで尽くすのかと笑ってしまいそうになります。

まあ「ギャンブル(カジノ等)を肯定する研究や政策の提言には金も人もワンサカ集まるが、否定するのには金も人も集まらん」「かくしてギャンブルは科学的にも政治的に肯定される」と、どっかの雑誌に書いてあった皮肉の通りではあります。

ただ、あの議連は元々「パチンコで換金行為が行われている現実を踏まえた上でパチンコ税を創設する」ことを目的としていたと聞いておりますが、それがいつの間にやら課税の話は立ち消えになり、今ではこれほどまでに業界に尽くす立場で活躍しているのですから、永田町ってのは不気味であり面白くもあります。

そのように議連を再活性化させたのは元幹事長の二階俊博議員とは聞いたことがありますが、実際のところはよく分かりません。まさに伏魔殿。

ただし、親パチンコな動きは見せているし、政権与党の元幹事長で派閥のリーダーの勢力というのは無視できません。

おまけに、来年の参議院選挙で自民党から再び族議員候補を出すと噂されています。誰かは知らんが当選後はパチンコ議連に合流するのでしょう。

そうなりゃ名実共に「パチンコ業界のための議連」で、20兆円の1%で2,000億円の課税話なぞは忘却の彼方です。インボイス?知らない子ですね。

公明党

「政権与党に頼りたいが自民党の名前は出したくない」という際に使われる程度です。先ほどのセーフティネット保証の追加にしても、一部団体では自民党をガン無視して「公明党に要望を提出したら公明党がやってくれた」と宣伝されています。「団体→公明党→自民党→経産省」って三店方式かよ(笑)  

おわりに

ここまで色々と好き勝手に書いてきましたが、ユーザーである私自身は「たかがパチンコの事で支持政党や支持する人間を決めることは無い」と断言できます。

投票先を決める際は「第一に家族や自分の周りの環境のこと、第二に仕事上でのこと、第三に地元やその他のしがらみや恩義、第四に・・・」というように自分の生活や福祉、経済振興等々を基準に考えるわけですが、その範囲に「趣味の一つであるパチンコ」は含まれません。

おまけに「客の負けで成り立つ業界」という構造上、業界全体に対しては言葉にせず表には出さないものの恨みの方が大きく同情もできず、とてもじゃありませんが貴重な一票は使えません。

ですが、自分と無関係でどう転んでも自分に害が及ばない選挙問題について考えるのは実に楽しいものです。

というわけで、次回は「もし投票するんだったら」という趣旨でもう少し書いてみたいと思います。

では、また次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544