初心者にパチンコを勧める時には「5,000円」が限度

寄稿文

皆さま こんにちは。ユーザーのゴンザレスです。

10月の収支がマイナスになったので公約通りに妨害をしようとしたら衆院選が既に終わってました。次は参院選じゃーい!

鬼が笑う来年のことはさておき、今回は以前書いた『パチンコを初心者に勧めるのには無理がある』を少し深掘りして、「それでもパチンコを教えることになったら?」というテーマで書いてみたいと思います。

日常での5,000円の価値

私が初心者に教えるとしたら、提示する遊技費用は『5,000円』が限度です。これは失うことが前提の金額となります。

これなら「数千円」という言葉に置き換えられる上にお札一枚に変換できるし、かといって1万円札ほどの抵抗もありません。

ですが、5,000円とて庶民にとっては安い金額ではありません。

例えば他の一人になれる遊び(交通費抜き)と比較すると、釣りなら一日遊んでも5,000円未満でできます。

ネットカフェなら12時間(快活クラブ新宿駅西口店)は食事しながら居座れます。

ゴルフ打ちっぱなしなら、高いところでも100〜200球は打てますし、地域によっては500球くらい可能でゴルフクラブのレンタルが無料なケースもあります。

買い物しようとすれば、ワークマンなら高機能な冬物上下を揃えられますし、京王デパートの北海道物産展でイートイン利用や買い物しても5,000円で抑えられます。

マツコデラックスがテレビで試食して「食べてみたい!でも高い!」という一般女性の感想が多かった『究極の特濃ピスタチオジェラート4段階食べくらべセット(税込6,000円)』だってプラス1,000円すれば買えちゃいます。

食事に関しては一人なら贅沢に食えて、せんべろが五回はできて、家族4人(父・母・小学生2人)で回転寿司が食えます。

失った際に絶望はしないが安くもない微妙な金額、すなわち「教える方もそこまで罪悪感を覚えない」ギリギリの金額。

それが5,000円です。

ホールでの5,000円の価値

さて、そんな一般生活で安くはない5,000円ではありますが、パチンコで遊ぶとなると「心もとない」のがパチンカーの共通認識かと思います。なんせYouTube実戦動画でも基本単位が万で、飛び交う言葉は「さらば諭吉」。

5,000円なら4パチで1,000円18回転の台なら90回転を回せますので、ミドル(1/319)なら大当たり確率は約25%、甘デジ(1/99.9)なら約60%と、これでは「なるべく当たりを経験させたい」初心者相手には実に怖い。

おまけに使い切る時間も非常に短い。

当たらなかった場合でも20分は持つかもしれませんが、おそらく30分は無理でしょう。30分前後で5,000円とは、なんとも高すぎるお大尽な遊びです。

こりゃ無理だ。確実にドン引きされます。

おまけに最近は甘デジなんかだと普通に1,000円15回転未満な台ばかりですし、余計に無理です。この前、準大手以上で1,000円8回転に出会ってしまい目眩がいたしました。

そうなると低貸の出番です。どこにでもある1パチの登場です。

1パチで4倍回るとすれば1,000円で72回転、5,000円で360回転。ミドルなら大当たり確率が約68%で甘なら約97%(遊タイム搭載ならほぼ100%)。

これなら初心者にも大当たりを経験して貰えそうですが、1パチですら1,000円50回転という無慈悲な回転数が多いのがホールの現実。

それでも4パチよりは初心者向けかと思います。

実際、以前の寄稿文でも書いたように、過去に教えた時は1パチ甘デジで教えておりました。ついでに「こんな遊びはするもんじゃないよ」とも教えておりましたが。

おわりに

長年「新規ユーザーを増やすこと」がぱちんこ業界の課題と言われていますが、そもそも「当たりは軽いが出玉も少ない」入門機と言うべきものが今は無く、「初心者はどれくらいの金額を使うのか」の想定も業界内であるのか無いのか分かりません。

おまけに現在のぱちんこ業界は、

①パチンコ・パチスロの金銭感覚と一般社会の金銭感覚は大きく離れていくばかり。パチンコの遊技費用は高騰化をし続け、一般サラリーマンの小遣いは少なくなり続けている

②「釘調節は存在しない」の建前で釘の酷さに下限がなく、もはや「日常娯楽のための遊技」の体をなしていないホールが少なくない。特に「遊びやすい」「取っつき易い」遊技台ほどそれが顕著

③その上で「(そんなボッタクリ店に)行く奴が悪い」という客に責任を押し付ける自己責任論がまかり通り、最低限の安心感をもって遊技ができない

④コロナ流行による生活スタイルの変化、遊興費の見直し、旧規則機の撤去等によるユーザー数の減少

⑤それに反比例する新規則機の導入費用、光熱費、見栄による社会貢献費等の増加

という状況で、理由は様々ですが遊技環境が宜しくない。

「入門機と言えるものは無く状況も遊技環境も悪い」ということもあり、特に金銭面のハードルの高さで初心者にはすすめるのは難しい、というのが現在のパチンコ遊技についての感想です。

少なくとも1,000円10回転未満があるうちは初心者に教えられませんが、幸いな事にホール環境が一段と悪化したコロナ流行以降に「パチンコに興味があるから遊び方を教えてくれ」という人には出会っておりません。

ニュース等でパチンコに興味を持って聞かれること(特に三店方式について)は増えましたが、実際にやりたがる人は私の周りでは増えておりません。やりたがっている初心者がいたら全力で止めますが(笑)

そんなこんなで、また次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544