仕事が苦しいからこそ「娯楽産業」が成立する余地がある

寄稿文

皆さま こんにちは。「出るかどうかも分からん市井の人に心を砕くよりも現役の議連連中を応援するのが先だろ」と考えるユーザーのゴンザレスです。

恩を返してこその協力関係でしょうに・・・アタシは1銭も恩を受けてないから今月の収支によっては積極的に妨害させていただきますが。専従ではありませんが一応は組合員ですし、それにA生派とN階派は好かんので(笑)

ジョーク(?)はさておき、今回は世のリーマンを阿鼻叫喚の渦に叩き込んだ、あの話題に関連したことを書きたいと思います。

なにかと申しますと、品川駅で登場した「今日の仕事は楽しみですか。」の広告についてです。

あれも結構な批判がありましたが実は中身はそれほど酷いものではなく、「情報発信の色んな連鎖反応による炎上」という面白い経緯があるのですが、今回はストレートに「今日の仕事は楽しみですか。」という言葉についてです。

娯楽の価値は

「今日の仕事は楽しみですか。」と問われたら私は、

「それほど楽しくはない」

と答えます。

もちろん楽しい仕事や喜びを感じる瞬間はあります。

しかし、ある程度仕事の幅が広がればやりたくない仕事が増え、会いたくない奴に会わなきゃならない場面も増えます。下げたくない頭も下げねばなりません。

理不尽な叱責もあるし、解決が難しい問題だって増えます。

できることなら全てをうっちゃって朝寝朝酒朝湯で過ごしたいところですが、生活がある以上はそれも難しい。ボッタクリで客軽視なパチンコ屋のオーナーでもない限り、そんな生活は無理です。

そんなこんなで、働いている人間はどこかで無理をしているし、ストレスを抱えております。

だからこそ『娯楽』には価値があるのです。

仕事帰りの飲み屋、カラオケ、スナック、フィリピーナ等々で明日の為の英気を養い、明日への活力に繋げるのです。

もちろんパチンコとて例外ではありません。

嫌な事を忘れつつ、時折大当たりでフィーバー®しつつ、(良い意味で)無駄な時間を潰し快楽を得ることで、辛い現実を一時的にでも忘れる。

パチンコも立派な価値ある娯楽です。

大きく負けてストレスが倍増することがよくあるのが致命的な欠点ですが、その点では「パチンコの建前ではない遊技への回帰」路線の失敗は個人的に悲しい。

最近の遊技台は「規制を回避しつつ右のパフォーマンスを上げる」ことを目的とし通常時を犠牲にしている遊技台ばかりなので、逆にストレスが溜まりまくります。音や光も相まって、仕事帰りに打つと疲れが倍増しそうです。

普通機がメインの愛喜も倒産しちゃいましたし、これも時代の流れか・・・「5,000円をすって不貞腐れて帰る」という四畳半ムーブにはもう戻れないのか?

まあそれは置いといて、そういったわけでパチンコ屋の皆さまも色々とあるでしょうが、「日本の労働者を支える娯楽産業」の一員として頑張ってもらいたいなぁと思います。

「平時に常連から回収して取材やイベント時に専業層を中心に還元する」手法がスタンダードになっている今のぱちんこ業界で、その役割が何処まで果たせるかは分かりませんが。

人類みな(ほぼ)労働者

とはいえ私も労働者、パチンコ屋店員も労働者。同じように辛い事はあるでしょう。

「客減った、未達、それでも新規則機に入替しなきゃならない、経営層は現実を見ない、そもそも何も考えていない」等々、いろいろ苦労はあると思います。

たまに「若社長」を「バカ社長」と言いたくなる事もあるでしょう。

「仕事は楽しいぞ」とのたまう偉い人の尻拭いで楽しくない仕事をする場合もあるでしょう。

辛い事は沢山あるでしょう。

愚痴の一つも言いたくなるでしょう。

しかし、無理を申し上げますがエンタメ業界であり娯楽産業である皆さんには、それを表に出して貰っては困るのです。

Twitterの店舗アカウントで生々しい数値を出したり暗い口調で愚痴を書いたりして・・・お客になんちゅーもんを見せとるんですか。

まさかと思いますが、もし同情や優しい言葉を求めているような店舗関係者がいたら、それはお門違いかと思います。皆さんは「接客や接待する」側であって、お客は「される」側。なぜ優しく言葉をかけなきゃならないのか?

おまけに、パチンコ屋と客の関係は一皮剥けば「客の負けは店の利益」という、お互いが利益相反な関係にあるので、どうやっても同情しようがない。「負けて更に店舗に同情しなきゃならない」となったら、わりと本気で腹が立ちます。

やるならせめて匿名でやってくださいよ。

「他店舗との営業情報交換」と「他店舗やお客様との交流(営業モード)」をゴッチャにしている店舗アカウントがわりとあって、たまに頭がクラクラします。マネージャークラスが取引についてや営業に関わる数字を気軽に漏らすとは、エラい業界だ。

これは余談。

そして、ホールやカウンターで血走った余裕の無い顔を見せるのも勘弁して貰いたい。そんな顔を見たら「この店はいろんな意味でヤバい」という印象しか受けません。

ホール回りは気楽に動ける若い方や愛想のいい方にお任せして、陰気臭い中年社員は事務所でウンウン唸っていてください。

「バイトを雇い止めしたらホールもカウンターも陰気臭い中年社員しか残らなかった」ようなホールは・・・合掌して遠くから見送らせていただきます。

おわりに

ぱちんこ業界は遊技かギャンブルかは定かではありませんが、「娯楽産業(レジャー産業)」なのは間違いありません。

ですので、たとえカラ元気であったとしても、営業している間は元気な姿を見せていただきたい。潰れた後はどれだけ絶望的な顔をしても構いませんので。

元気のない暗い顔をしたピエロには客は近づきませんし、そんなのがいたら商売になりません。

自分でもキツい事を言っているとは思いますが、こんな時だからこそ「自分たちの存在意義や存在価値」について少し考えていただきたいなぁ、と思います。それが店舗維持の手助けに繋がると思うので。

まあ、さすがに今からでは遅すぎるとは思いますが・・・既にアチラコチラで走馬灯のような思い出話が増えすぎて、全体としては黄昏モードですし。

しみじみと回顧している間に、しみじみと解雇される。そんな悲しい時期になっているようです。

そんなこんなで、また次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544