前回の感想と「Twitter上の距離感」についての事例と一考

寄稿文

前回の感想と補完

前回の寄稿文で意見を書かせていただきましたが私個人、つまりは「仕事帰りでの遊技をメインとして、ある程度遊ぶパチンコ屋を固定して、遠征もしない層」の意見でした。

しかし、ユーザーと言っても色々な立場があり、例えば「遠征したり朝から並んだりする層」の方には別の視点があったようです。

前回の寄稿文に関して自分とは異なる立場や視点からの意見を聞けたのは面白かったです。ありがとうございました。

それと同時に、パチンコ・パチスロユーザーの幅広さを改めて痛感した次第です。

それをパチンコ屋はどう捉えてどうTwitterや店舗を運営していくか、何を売りにしていくか、どのユーザー層を相手にするか、あるいは何を目指すのか、ただの個人商店か総合スーパーかニッチな専門店か?

そういった事も一人のユーザーとしてマイホ選びで今後も参考にしていきたいなぁ、と思いました。どうやって参考にすりゃ良いかはよく分かりませんが(笑)

まあそれは置いといて、前回の寄稿文を書くきっかけともなった「さすがに距離感が狂ってないか?」と心配になった例について今回の寄稿文で書いてみたいと思います。

ユーザーも幅広いようにパチンコ屋の中の人も幅広く感じます。そして常識の幅は人それぞれです。

ほとんどの店舗系アカウントは大丈夫とは思いますが、まれに「扱いに悩みそうな」Tweetを目撃するもので、他人事ながら心配してしまいます。

とはいえ、心配している自分の常識がぱちんこ業界の非常識かもしれません。

それを説明するために私の立場というか視点について、少し書かせていただきます。「どういう視点で見ている人間なのか」ということが分からないと参考にすら出来ないと思うので。

うちの常識は他所様の非常識

私や周りの人間が勤めている会社は、会社の公式Twitterなどはなく、むしろ「社員が個人のSNSで会社の情報を発信することを防ぐ」ことを念頭にガイドラインを策定したり、禁止事項を盛り込んだりしております。

例えば「プロフィール欄に社名を書くことは禁止」としたり「SNSで会社の事を書くのは禁止」したりしているわけです。

ほかにもSNSも含めた競合他社との付き合い方についてもガイドラインで言及されています。そして情報発信ややり取りについての制限等々。実にめんどうです。

会社としては「誰もが注目を集めたいという欲求でバカッターになりうる(情報漏洩を行う可能性がある)」という考えがあり、「SNSの利用そのものを禁止できない」から禁止してないだけで、本当は全面禁止にしたいのかもしれません。

これらのことから分かるように、私の中の「企業が関係するTwitterの運用」に関する意見やその下地は「真面目」の一言です。

「(広報以外が)企業の情報を表に出すことを良しとしない」「保守的かつ固い」といった意見で、ぱちんこ業界をはじめとしたエンタメ業界から見れば異質な存在ということになります。

そりゃ「(良い意味で)ハッチャケた方が盛り上がる」「色々と緩い」ぱちんこ業界Twitterを見ていると心配になるわけです(笑)

ですので「見方として業界から見れば少数派の可能性もあるし、共通している可能性もある」くらいの気持ちでお願いします。

では次に、心配になった投稿例について書いてみます。

私が「距離感が狂ってないか?」と感じたTwitter投稿の例

「①3つ以上の類似例があった」「②細部は変えてある」ため、特定の投稿について言及するものではありません。

どんなものかと申しますと、

「A店に遊びに行きました(結果写真付き)」というTweetやリプライを、B店の店舗名付きのアカウントで投稿する

という投稿でした。

さすがに、これはどうかと思います。

以前も書きましたが、パチンコ・パチスロで遊んでいる姿をTwitterにあげるのは店舗アカウントに親近感が持てて良いことだとは思います。

しかし、店舗アカウントの遊技で具体的な他の店舗名の記載は実にマズイ。いろんな意味でマズイ。勝っていたら更にマズイ。

百歩譲ってパチンコならセーフとアウトの境目ですが、設定差という物が明確に存在するパチスロは、勝ったのが偶然だとしてもマズイでしょう。お客様だけじゃなくて、下手すりゃA店が本社の監査から疑われます。

立場的にはA店は貰い事故だとは思いますが、監査ってのはとりあえず疑うのが仕事ですし、それに「スロットとカラダ」事件のような「情報漏洩のような内部不正」については広報誌で指摘されるくらいの業界ですので、ユーザーも会社も敏感になりそうです。

仲良く見せるにしても最低限「相手に迷惑をかけない距離感」あるいは「何かしらのルールや基準」をそれぞれ持つべきなのかぁ、と思います。

もちろん、大抵のホール企業は「Twitter運用方針」なんかを決めているとは思いますが、なかには特にそういう物を設けず、個人アカウントに社名をつけただけで運用も個人に任せ、あるいは個人アカウントのノリで店舗アカウントを運用している事もありそうです。

いわゆる「現場任せの見切り発車」状態。

そうなると、参考になる基準となるものが無いため「行き過ぎ・やり過ぎ・悪ノリ」をしてしまう可能性や、「個人としてなら許されるが店舗としては避けるべき言動」を無意識に行ってしまう可能性もあるわけです。

例えば、先程のような店舗アカウントでの遊技にしても「店長ボタンをありがとう」「遊タイム直前当たりなんて遠隔かよ(笑)」なんて事を書くのは、個人であれば許させる投稿であっても店舗アカウントとしてはマズいかと思います。

かと言って「杓子定規で固すぎるTwitterの運用」もフォロワーが壁を感じてしまい、ユーザーとの距離が離れるばかりです。

距離が近すぎては不適切で、距離が遠すぎては効果がない。いやはや、加減が実に難しい。

結局のところ、特定の業界や店舗の取るべき距離感なんてのは、その業界や店舗の方にしか分からないのでしょう。先ほど出した例にしても、業界から見れば「特に問題はない」と感じる方が多いかもしれませんし。

地域性もありますし、主に常連に支えられている中小規模店から、県外からも人を集めなきゃやっていけない超大型店舗もあります。すべての店舗が同じTwitter運用基準なんて難しいように感じます。

おわりに

そんなわけで、仮に店舗Twitterをやるとしたら、業界内外の「SNS活用セミナー」だのを利用して色んな意見を参考にしつつ、自分なりのユーザーや他店との線引きや距離感の『基準』を掴む必要があるのかなぁ、と思います。

そういうネット系のセミナーは某環境大臣のように「凄いことを言ってそうで実は大した事は言ってない」場合もあるので、最後は自分で考え決断する必要がありますが。

とにかく色んな線引きがヒジョーに面倒で、私なら「Twitter運用」なんて仕事はやれません。ネットは色んな意味で距離感が狂いがちですし。

まるで見えない崖に向かってチキンレースをやっている気分になりそうです。一番怖いのは「その事に本人が気付いていない」ケースですが・・・いやん怖い(´・ω・`)

勝手に考え勝手に恐怖に怯えつつ、また次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544