パチ屋の配置転換=転勤の理由について

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

嫌だよねぇ、面倒くさいよねぇ、転勤。

この転勤、表向きは色々な現場を体験させる為と説明されますが、いくつかの真の理由がある。

一つは、マンネリ打破。なれ合い防止。

一つは、組織に嫌われて移籍させられた。

一つは、会社への忠誠心を試す。

一つは、嫌がらせ。

一つは、例えば業績給の比率が高い企業でありがちなのが、「店長の給料を上げないため」。

店舗Aの業績が上がると、店長aの給料を上げなきゃいけないので、業績をリセットする為に異動させてしまうという鬼畜な理由。

頑張ったのに給料が上がらないので不満を募らせた店長が不正に手を染める一因になったりする。

さて今回は、地元の業者との癒着の防止と不正の手口を根付かせないという、主に防犯的な理由に触れていく。

お菓子大量サンプル事件

一般賞品、俗に言う一般景品で煙草に次いでメジャーなお菓子。

有名メーカーの有名商品から、GIGAのようなパチンコ屋さんでしか見かけないお菓子もある。

ちなみに個人的にGIGAは大好きだ。

さて、お菓子商品もマンネリ回避の為に数種類切り替えたり、夏場はチョコを減らして煎餅他溶けない物に切り替えたりするんだけど、ある日に「お菓子のカタログ見せて」と賞品屋さんにお願いしたら、ダンボールいっぱいのお菓子の見本を持ってきたんよ。

言っちゃあ悪いが、別に食って選ぼうなんて思っちゃいなかった。

業者さんを追及すると、カウンター担当に見本と称して頻繁に集られていて、費用は店の仕入れ値に乗せていたと。

はい、アウトー!!

その中古機、ほんとはいくら事件

これは、色んな処で耳にする話だけど、中古機屋さんと店長または機械選定担当が組み、バックマージンを乗せて会社に請求し、マージン分を山分けするという在り来たりな手口。

中古機なんて値段確定してないからね、二万円三万円上乗せしたってバレやしない。

これが一番簡単でバレ難い。

人事異動で新しく来た店長に業者が持ち掛けて、その店長が堅物で露見!ってのがあったな。

ハイ、アウトー!!

設備改造、なんぼ抜いた?事件

パチンコ屋ってのは、極論すると電気パルスで全てのデータを集計している。

遊技台データとか金がらみのデータとか全てである。

仮に断線すればデータは上がらない。

上がらないデータは、無いのと同義。

とある金融屋から、某社で不正が行われていないか探ってくれと頼まれた。

正月を潰されて不機嫌な俺は、直近24か月分の日毎データとか歴代の設置機種配置図を見ていたが、歴代のお店の看板機種やジャグラーの売上がイマイチ。

出玉率、割数、台間メダル貸し機(以下サンド)が不自然。

で、該当コーナーのサンドを調べたら、×××××が現金収納庫の判りにくーーーい処に取付けられてた。

さらに調べたら、怪しんでたコーナーのサンド数ヶ所に、これが取り付けられていた。

これ、スイッチをOFFにしている間は断線して売上パルスが上がらない仕組みなわけ。

一度に全部落とすとバレるので、日によって異なる2ヶ所程度を選んでOFFってたらしく、データがズレるのも日によってバラけていたた為に発覚しなかったのだ。

これ単純だけど、実はかなり悪質で巧妙。

と言うのも、大抵の不正行為は玉やメダルを流したり貯玉カードを悪用して特殊賞品を不正に獲得するのだが、どっちにせよ換金する手間が必要で、そこでバレる事が多いのだが、この手口だと、直接現金を抜いてしまう為に発覚しにくい。

現に、この店長は二年間も売り上げを誤魔化し続けていたのだ。

店長の証言だと、売り上げの立つ土日祝日を中心に実行しており、月に10万円程度を抜いていたらしい。

ハイ、アウトー!!

実はそれ、横領です事件

パチンコ屋さんの中でも特に異動と縁遠いのが事務員である。

これは本当に細やかなネタなんだが、会社の備品を買う際に、自分個人のポイントカードにポイントを付けるという手口は、本当によく見る。

会社から個人ポイントカード使用を許可されていない場合は横領になるので気を付けよう。

こんなん、レシート見れば一発で発覚するのに、事務なんて事務員任せで誰もチェックしないのよね。

ハイ、アウトー!!

他にも、銀行員が何千万円とか何億円とか多額の金銭を着服した事件は山ほどあるが、大抵一人の担当者が永年携わる事で起きた油断による事件で、ちょいちょい担当替えをしていたら恐らく防げたであろうケースばかりだ。

こうした事件を未然に防ぐため、マンネリを防ぐために転属・転勤は欠かせないのでございます。

ではまた、次のネタで会いましょう。

ハイディホー!!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。