「行ってみたくなる店舗Twitterとは?」という底なし沼-③

寄稿文

皆さま こんにちは。ユーザーのゴンザレスです。

今回は前回前々回の補足という形でちょっと書かせていただきます。

広告の役割について

昔読んだ記事だか本によると、広告の役割には「認知(客に店の存在を知ってもらう)」「集客(実際に店舗に来てもらう)」があるそうです。

順序としては「認知」の後に「集客」があり、その後に小売業だと「販売」と続くらしいのですが、パチンコ屋のような業態なら「集客=ほぼ販売」となるかと思います。

私なりに適当に(本当の意味での)素人解釈をさせていただくと、

【認知】→お笑い芸人が路上ライブを駅前で定期的にやる。「名前だけでも覚えてくださーい」「顔だけでも覚えてくださーい」と、とにかく名前を売る。

※「そんなの本当にあるのか?」「条例があるから無理だろ」とかは無視で。

【集客(&販売)】→ある程度認知された後に「今度は劇場で単独ライブ(有料)をやります。ぜひ来て下さい!」と宣伝しチケットを販売する。

と、こんな風にボンヤリと考えています。

芸人の技量にもよるとは思いますが、おそらく路上ライブの方は私のような物好きが観ると思います。

駅前ですから会社帰りだの買い物帰りの“ついで”に、そして“気軽”に立ち寄る事が出来ますので。何なら「頑張っている若者のためだ!」と拍手もいたしましょう。

しかし、劇場に赴いてチケットを購入して鑑賞するとなると、一気に話は変わってきます。

まず、わざわざ劇場に行かなければなりません。はっきり言って面倒です。

もしこれが、例えば自分が埼玉住みで会社が新宿として、新宿駅で路上ライブをやって「近くの小劇場でやります」なら義理人情と興味本位で行くかもしれません。

しかし「中野駅近くでやります」だと、その芸人のお笑いにそれなりの興味がないと行きません。

「三鷹駅近く」、よっぽど惚れ込んで無いと行きません。

「八王子駅」、絶対に行きません。近いと言えば近いですが行くほどの義理はない。

おまけに「お笑いライブ(有料)」ですから、当たり前ですが金を払わなきゃなりません。

「タダならいくらでも聞くし拍手もしてやる」というのが本音ですし、これでなかなかにハードルが高くなる。

このように「【認知】が【集客】に繋がるまでには高いハードルがいくつかある」と私は思っています。あるいはどこかの常識なのかもしれません。

ネットの気楽さ、「実際に行く」という面倒くささ

なんでこんな事を書いているかと申しますと、私のなかでは「Twitterでは非常に強い認知は得られるが、それでも集客(特に実店舗)については非常に限定的」という根強い先入観があるからです。

ソファーで寝転びながらスマホ片手で簡単にできてしまうTwitterは、同じように簡単に訪問できるECサイトやYouTubeとは相性が良いとは思います。拍手(イイね)も親指一つですから気軽に押せます。

しかし、ソファーから立ち上がり着替えて身支度を整えて、実際に足を使って訪れて現金を払わなきゃならない実店舗は、はっきり言ってヒジョーに面倒くさい。よく知らない所に行くなら、その面倒くささが何倍にもなります。

Twitterから見知らぬ土地の見知らぬ店舗へ行くのはハードルが高すぎますので、それならいつものパチンコ屋に行きます。

前回の前提条件として「移動が容易な生活圏内にあるか、通勤途上にある(乗換駅など)ホールと仮定する」とあげさせていただいたのは、そういうことです。わざわざ知らない遠くの土地まで行く必要がない分、ハードルはグンと低くなります。寄り道なら“ついで”に“気軽”に立ち寄る事が出来ます。

金銭に関してはいつものホールで使うぶんを使うだけですから、その点について元々ハードルは低いでしょうし。

そういった意味では、東京・名古屋・大阪・福岡の大都市を中核とした大都市圏あたりのパチンコ屋なら店舗系Twitterはそれなりに有効でしょうが、そのほかの地域では更に効果は限定的になるかと思います。

認知方法≠集客の売り

もう一つ厄介な話として、「認知(される)方法と集客の売りが一致しない」点があります。

先ほどのお笑い芸人の例だと「認知方法=面白いお笑い」であり、「お笑いライブ集客の売り=面白いお笑い」と一致しているかと思います。

では、パチンコ店舗系Twitterでそれを一致させることは出来るのか?

「認知方法=面白い店員による面白いTweet」として、では「パチンコ屋集客の売り」は面白い店員なのか?親しみやすいTweetをする店長の親しみやすさは客にどこまで通用するのか?

ホールの面白いは遊技台が発信する面白さがメインだと思いますが、店員の面白さは遊技台の不振を補えるほどなのか?

いろいろと考えてしまい、まさに沼です。

フォロワーが多く人気のある店舗系Twitterでも、結局は来店マンのTweetをリツイートして暗にイベントを告知しているあたり、人気のある店舗系Twitterでも集客力はかなり限定的なのかもしれません。

前々回の寄稿文で「面白いTwitterと行きたいTwitterは必ずしも一致しない」と書いたのはそういうことです。

これがラーメン屋なら、面白いTweetで認知をさせつつ、「超有名店で10年修行した店長による濃厚なスープと、しっかりとした麺の織り成すハーモニー」というTweetで興味を持たせて集客できるかもしれません。

しかしパチンコ屋で「超大手チェーンで10年修業した店長による濃厚な設定配分と、しっかりとした釘の織り成すハーモニー」なんて書いても集客できるとは思えません。

それでも私みたいな物好きは「しっかりとした釘って何だよ(笑)」と興味本位で行くかもしれませんが、いわゆる「マニアに受けるがマニア止まり」に陥る可能性もあり怖くもあります。

結論

結局のところ今回の寄稿文では

・「自分が行ってみたくなるホール」を書く上で批判的なことを書くことはあるが、ただの誹謗中傷ではなく自分なりに考えをもって真面目に書いていることをご理解いただきたい

・しかし、その価値基準がマイノリティなのかマジョリティなのか自分でも分からず、偏見で歪んでいる可能性もある

・「Twitterでの実店舗への集客は非常に限定的」という先入観がある。そのためTwitterの力を過小評価している可能性もある

・「そもそもTwitterを実店舗がやる広告の延長線上に考えるのは無理だなコリャ」とどこかで諦めている

ことを改めて強調させていただきたかった次第です。

要は「色んな人にケンカを売っているようで、読んでいてムカつくことがあるかもしれませんが、本人なりに真面目に丁寧に書いていますので許してくだせえ」「おまけにTwitter業界的には失笑ものかもしれませんが、笑いで済ませてくだせえ」という言い訳です。

求められている視点も素人ユーザー視点ですので許してくだせえ。

そんなこんなで、また次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544