SNS、注意一秒怪我一生

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

パチンコ屋さんに限らず、SNSでのやらかしってのは後を絶たない。

SNSでのやらかしと言えば、よくバイトテロが話題になるが、今日は企業側の話だ。

つい先日、某有名なプラモ&ホビー雑誌の編集者が、会社のツイッターでこんな事を宣った。

要約すると

 欲しかったら金積んで転売ヤーから買え

 悔しかったら遠出したり会社休んで買え

 転売ヤーは頑張って買ってるんだからマージン払うのは当たり前

など、あろう事かホビー雑誌が転売ヤーを容認するどころか「頑張っている人」と評価しちゃったから、さぁ大変。

当該編集者のみならずホビー雑誌本体アカウントにまで飛び火。

 転売ヤーの味方するのか

 お前ら自体転売で儲けてんじゃないのか

 年間購読してたけど解約した

 もう買わない

もうモデラー自身がSNSやYouTubeのチャンネルで発信する時代で、雑誌自ら留めをさした、など苦情の嵐が殺到した。

結果、当該編集者の退職や雑誌社の役員や編集者の降格などの社内処分が速攻で発表された。

ボンクラ編集者個人の意見でも、会社のSNSで呟かれれば、会社自体が傷を負う。

迷惑な話である。

次は、もう何年前だろう、「スロットと身体で稼ごうや」の名言で一世を風靡した関西パチンコグループのM店長。

若くして店長になって行く先明るかったろうに、LINEでの打ち子募集と設定漏洩と横領と売春強要?で解雇になった。

部下、バイト達に飲食を奢る金を工面する為に金が必要だったと在り来たりな動機を述べていたらしい。

何にせよ、打ち子がそこら中にいるような印象や、店長主犯の不正が手軽に行われている印象を世間にバラまいた。

迷惑な話である。

次、これも古い話なんだが、パチンコGグループの当時現役社員が、新卒向け就活サイトのリクナビにとんでもない事を書いちゃった件。

その一部の問題部分を抜粋すると・・・

-入社3年目のことですが、初めてイベントの企画を任されました。パチンコ店のイベントは、機種によるもの、曜日によるものなど、さまざまな企画があります。ただ共通しているのは、早い時間帯から出玉を良くし過ぎてもいけないし、一方であまり出玉が良くないと集客にはつながらないということ。どのようなタイミングで、どれくらいの出玉にするのか、そしてどれくらいの集客と売上・利益を見込むのか、力が試されます。-

これが、出玉って時間によって調整出来るのか? それって遠隔じゃないのか? 遠隔公表しちゃったよ(笑)と話題になった。

パチンコもパチスロも「完全確率」である。

それを覆して操作できるような印象が、天下のリクルートの就活雑誌誌面上で展開されたわけだ。

その後、某巨大ネット掲示板にもスレッドが立ち、遠隔なんて昔からだ、遠隔なんて当たり前、遠隔無かったら店は成り立たないなどの実しやかだが根拠無い書き込みが溢れたのは本当に罪深く迷惑だった。

次は、現在進行中の話なんだが、某有名販社Fの部長が、自称パチンコ業界No.1コンサルに、パチンコYouTuberのX氏の身元を探るように言い、なんとTwitter上で懸賞金をかけて身元を探ろうとした話だ。

その後、某有名販社Fの部長が依頼主ではないと言い始めたが、X氏以外にもY氏やZ氏も名指しで懸賞金がかけられており、かなり大きな事態になっている。

別に、自称パチンコ業界No.1コンサルが懸賞金おじさんと呼ばれて馬鹿にされようが何だろうが構わんのだが、迷惑なのは、「パチンコのコンサルってこんなに陰湿で悪質なのか」「コンサルって、こんなにレベルが低いんか」などパチンコ業界向けコンサルタント全体に対するイメージの足を引っ張っている事だ。

俺のお客さんからも、「あれ、特定してどうすんだ?寿司100人前届けたり嫌がらせでもするのか(笑)」とネタにされていた。

誠に迷惑な話である。

会社の看板背負ってると、たとえ個人の意見でも会社の総意とか体質と捉えられ攻撃されるのが今のネット社会である・・・と分かっていない人大杉(笑)

どれもこれも、会社の看板背負ってる自覚無いのか、よくやるわい。

Twitterでも何でも外部の不特定多数の人の目に触れる文章については、上長のチェックを受ける体制を整えておけば事故も減らせるだろう。

書き手本人も、感情に任せて書きあがり即アップするのでなく、10分置いて冷静になって更に二三回読み返してアップするなど、慎重に文章発信を行っていただきたい。

自分の怪我だけでなく会社(所属組織)に迷惑がかかり、それが元で職を失ったらえらいこっちゃ。

パチンコ屋さんでは、バイトテロもSNS炎上も酷いのは聞いた事無いが、今後もお店のSNS活動は増えていくだろうから、要注意や。

SNS 、注意一秒怪我一生

今、パチンコ屋さんでも広報(SNS担当)なんて人もチラホラ見受けるが、未だに下記のような病状のお店ってのも多々あるのよ。

「今日からTwitterやるぞ」「担当はお前な!(持ち回りな)」みたいな見切り発車

「マルハンの〇〇ちゃんはフォロワー5000人らしいから、お前の目標は今月一万人な!!」という、無知による過剰な目標設定丸投げ、他社と比較される不愉快さ、それによる従業員退職

何の指導もないのに「一日〇回更新」とか押し付けられる負担

「Twitter始めたのにフォロワー増えねぇじゃん!」「Twitter始めたのに来店客増えないじゃん!」という期待過剰。稼働が悪いのは明らかに店の問題なのを棚にあげて部下に責任転嫁

「書いたらアップしといてね」と上長や組織によるチェック機能が無く、上げる者は常に不安に包まれている。その癖、何かミスがあると個人の責任にされる。組織的無責任

広告表現規制ほか制約やルールについての共有が無いため、特にネタが枯渇した時に過激な表現に頼って炎上

店舗キャラのアカウントなのに個人アカと間違えて愚痴など書いちゃう誤爆

店舗キャラのアカウントなのに、口調や語尾などの設定を忘れる

自店にいる従業員のキャラクターを考慮せず、「〇〇〇のアカウントみたいに馬鹿動画作ろうぜ!」というミスマッチ

なんでも「店の為なんだから」で押し切り、SNS担当してネタ書いても、動画撮影なんか勤務時間外に店長の思い付きに付き合わされても、手当支給や時給アップなど見返りが皆無で担当者は頑張り損

結局、押し付けられた担当スタッフ個人の力量と目立ちたがり度、承認欲求、自己開示欲求に依存したSNS活動は続かない。

方針設定や計画性が無いので、ネタが直ぐに枯渇して更新されなくなる、尻すぼみ自然消滅するのがオチ。

実はこれらはSNS発信活動に限った話ではなく、業績不振なお店にありがちな病状でもあるので、お気を付けを。

大事なのは、会社・組織としての取り組み、力量。

ではまた、次のネタで会いましょう。

ハイディホー!!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。