俺たち”昭和の亡霊”は、そろそろ成仏した方が良いのか

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

コロナを言い訳にするな!なんて尤もらしい怒号が会議で飛び交うようになって久しいですな。

言い訳ではなく現状確認してるだけなのに詰められる店長さん。

今更だけど、コロナによって人の動きが鈍化した事と、みんな金が無くなった事と、政治不信で未来が怖くて金を遣う気になれないというのがコロナ不況の怖いところ。

店としても、遊技機のスペック云々とは別に、コロナ対策(衛生管理ほか)で手間暇&人手&金と負担が膨らんで痛いところ。

現実を見ないで根性論に走られても、店長さんも困るよね。

意地でも粗利を達成しろ!

やる気が無い!

ファイトが足りない!

そんなん言われてもねぇ。

拭えない手詰まり感。

もう店単体の工夫でどうにかなるレベルではないって事を店長さんとしては偉い人に分かって欲しいだけなんだわ。

勿論、それで努力を放棄したら負けなのも分かってる。

ぱちんこ屋さんだけじゃなく、今、会議ほかで困った時は根性論を持ち出してくる偉い人ってぇのが一番邪魔くさい。

令和3年の今でもまだ昭和を引きずっている。

彼らの中で、今は昭和96年なんじゃなかろか。

ちなみに、この感覚ってのは実年齢とは関係無いみたいで、若くても昭和感覚の人もいるし、ベテランでも令和感覚の人もいる。

恐らく仕事への取り組みとか勉強の差とか人生の経験知が起因してるのだろう。

過去への執着や変化への恐怖なのかもしれない。

昭和感覚は、消費が物販サービスの購入や所有欲求主流でなく、ヲタ的な消費が幅を効かせるようになった事にも気が付かない。

(過去記事『推しに捧げる愛と金-ぱちんこ業界における「ヲタ的価値観」』より)

アイドル店員とか店舗キャラクター作成とか、そういう物を理解する力も無く「底辺業界人」などと他者を見下し努力を馬鹿にする昭和の亡霊は、最早時代の切り替わりから弾かれ企業の変革の足を引っ張る厄介者である。

成仏してね、合掌。

付き合ってる業者や社内の偉い人にこの手の厄介者がいたなら、もう強制的に世代交代を進めたほうが良い。

手枷足枷は早く外す時が来たのだ。

鎖000

ホラー映画のSAWで、ジグソウに監禁され片足を鎖で繋がれたゴードン医師が、自らの足首を糸鋸で切り落とし監禁部屋からの脱出を試みたように、不振な企業によっては、もう身内だろうが永年の付き合いだろうが、薄情と罵られても犠牲を払ってでも昭和の亡霊という企業の足枷から逃れる覚悟が必要なんだろう。

もう何年も、あちこちの不振な店で「家族役員解任」を進言してきた。

何もしない嫁だの兄弟だのを役員にして寄ってたかって店を食い物にするヒルみたいな存在を、時には直に、時には銀行さんの力を借りて排除してきた。

だいたいは契約解除って返り討ちに遭うけどね(笑)

酷い店なんて、家族役員の総報酬が店の機械代金を越えてたもんな(笑)

そりゃ店がジリ貧になるって。

不振な店の経営者にありがちなのが、「昔を自慢する」こと。

昔は4ぱち稼働が4万玉あったんだ!!

〇〇先生は、ウチはポテンシャルがあるって言ってくれたんだ!!

ほう、そうですか。

調べたら、その時代はみんな高稼働だし。

周りにショボい店しか無かったし。

マルハンさんや〇〇〇〇さんみたいな大手に囲まれた今と比較されてもねぇ。

また、不振の店の経営者は、中身の薄い無駄に永い付き合いを惰性で続ける。

例えば中古機屋で、在庫も無いのに話を持ち掛け、嘘の価格で釣っておいて、他の安値の中古業者から買って自分の利益を乗っけて「最安値の分は売れちゃいました、テヘッ」と平気で嘘をつく。

竹中平蔵ばりの中抜きっぷりである。

そういう輩も、永い付き合いだからと無防備に信用しちゃうから、カラクリを見抜けないし切れないから食い物にされる。

また、昔ながらの、会社の金庫を考慮できないどんぶり勘定好きな経営者や年配店長の、「調整を下げたらお客さんが飛ぶ(もう飛んでるっつうの)」「お客さんの笑顔が云々」という夢物語も厄介だ。

こういう人達は、お店の勘定的価値にばかり目が行き、玉の出し入れと新台入れ替えでどうにかなると未だに信じている。

会社の金庫が軽くなって玉も出せない&機械も買えない=勘定的価値が壊滅すると、今度は「お客さんは分かってくれる」とか言い出す。

へ?

あの店は金が無いから玉が出なくても新台が入らなくても調整が悪くても仕方ないよねって妥協して来店してくれると思ってる(笑)

そんなワケあるかぁぁぁぁぁ(# ゚Д゚)ゴルァァ!!

こういう連中は、触らぬ神に祟り無しや。

不振な店って、大抵は昭和の亡霊に憑りつかれている。

昔ながらの考え、仕来り、過度の人情、かつての成功例、良かった頃の思い出、惰性の付き合い、そうした過去への執着=昭和の亡霊と、いつまでお付き合いしますか。

昭和の亡霊と一緒に沈みますか。

それとも、昭和の亡霊を切り捨てて、変化を受け入れ、未来に足を踏み入れますか。

ではまた、次のネタで会いましょう。

ハイディホー!!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。