【パチンコ健康問題】耳を守護らねば②

寄稿文

みなさま こんにちは。ユーザーなゴンザレスです。今回はずっと前の健康問題な寄稿文の続きです。

はじめに

「どうせやるなら健康的に長く続けて長く楽しもうぜ!」というテーマのパチンコ健康問題シリーズ、再開させていただきます。

だもんで「そんなに健康を気にするならパチンコなんてやるな!」「パチンコやらなきゃ健康になれる!」というのは、いわゆる手段の目的化。

酒も遊びも美食もその他も、何もやらずに気鬱になっても意味が無いかと思います。やり過ぎたら肝炎・金欠・メタボ・その他などの重い病に陥りますが。

病気になれば娯楽を楽しめず、娯楽が無ければ健康にも悪い。バランスというのは難しいもんです。

そもそもdB、dB(A)って何だ?

音の大きさを表すときに使われるdB(デシベル)は「音の大小を示す音圧を表したものであり、単位はパスカル(Pa)」「そして人間の耳が聞き取れる最小の音圧は20μPa(マイクロパスカル)であり、これをゼロとして対数目盛を使用した音圧レベルがdB」だそうです。

ナンノコッチャ?

よく分かりませんが、それでも「対数」というのが厄介なのは分かります。対数は「1上がったから1上がる」というものでは無いからです。

そこで良く使われるのが「音源が2倍になると3dB上がる」という表現。音圧やエネルギーでも変わってきますが、騒音ごとの許容時間もこの考えを元に作られています。

「2倍3dB」を例えるなら次のようになります。距離による減衰だの細かい所はガン無視です。

①80dBの音を発するスピーカーを1つ設置すると当然80dB

②このスピーカーを2つ設置する(2倍にする)と80+80で160dB・・・ではなく83dB。160dBだと死人が発生します(笑)

③スピーカーを一つ撤去する(半分にする)と80dBに戻る

こう書くと「なんだ、音源が2倍になっても3dBしか上がらないのか」と思う方もいるかもしれませんが、むしろ「音源を半分にしても、たった3dBしか下がらない」と言うほうが騒音的には正しい。

ですので、ホールでの計測値が90dBだとして、それを難聴の危険性が無いとされる数値の85dB未満にするにはどれだけ大変か。

そして、90dBがどれだけ大きい数値なのか。

それを想像していただけると、耳栓の重要性について分かっていただけるかと思います。

「ホールは静かになった」「いろいろと調節して静かにしました(計測はせず)」なんて事があったとしても、人間の主観はそこまで正確には期待できず、おまけにdBを下げるのは困難なので、90dBから数dB程度下がっただけかもしれません。まだまだ難聴危険域です。

さらに言えば、現在の遊技台の音の大きさ上限規制(自主規制)は95dBとなっているという話もあります。

これが本当なら多少はスピーカーに指向性があったとしても、満員御礼な牙狼や源さんの列で二三人くらい音量最大がいて、それに囲まれて打つとしたら非常に怖い騒音になりそうです。

また、dBとdB(A)の違いについてですが、dBは先ほどの説明のとおりで、dB(A)はそれに人間の耳に合わせたA特性というものを付けたもの。dB(A)は騒音レベルともいわれます。

ですので、騒音関係の資料はdB記載でもdB(A)で書いてあると思って間違いないかと思います。騒音は人間の耳が基本となりますので、ここらへんはあまり深く考えなくても宜しいかと思います。自分も面倒なのでdBで通します。

耳栓で使われるNRRってなんだ?

NRR(ノイズ・リダクション・レイティング)とは  米国環境保護庁(略称EPA)が示した遮音性能の指標であり、正しい装着方法でその防音保護具(耳栓やイヤーマフ)を使用した場合、記載された数値の遮音性能を発揮するというものです。

例えばNRR30dBの耳栓だと95dBの騒音が「95−30=65dB」まで軽減され、騒音目安である85dB未満になります。

しかし、この「正しい装着方法」というのが厄介でして、ある調査によると「初めて耳栓を使用した人のうち約30%が正しい装着方法をできていない」という調査結果も出ています。

その場合は遮音性能が充分発揮できず、例えばNRR30dBの耳栓がNRR9dB以下の性能しか発揮できなかったなんてことも。

つまり、95dBの現場で耳栓をするとして、本来であれば「95−30=65dB」になるのが「95−9=86dB(以上)」となってしまいます。

ですので、説明書が付いてれば説明書の通りに、あるいはこういったサイト(リンク先:ミドリ安全株式会社)を参考にして、なるべく効果の高い装着方法を実行したほうが遮音性能を充分に発揮できて大変お得です。

また遮音性能も重要ですが、人によって耳の穴の大きさも形も異なりますので、耳栓選びも重要になります。

同じメーカー同じ遮音値でも大きさや硬さが異なります。種類そのものもフォームタイプやプラグタイプ等々いろいろで、周波数ごとに異なる効果があるものまであります。

今はネット上だと一個単位で買えたり、様々な種類のものを混ぜた耳栓セットなども販売していたりしますので、自分に合って使いやすい耳栓を探しやすいです。

そして「遮音性能が非常に高いが、付けにくいので装着頻度が少ない耳栓」よりも「遮音性能がそこそこで、装着しやすく毎回使いやすい耳栓」の方が宜しいかと思います。どんなに効果が高くとも、使わなきゃゴミです。

ホールの騒音を90dBとすると、正しい付け方をすれば大抵の耳栓なら85dB(難聴リスク基準)以下に抑えることができます。

しかし、なるべくなら70dB程度(WHO欧州によるレジャー騒音基準)にまで抑えることを前提として、一時的にはホール騒音が100dBになることも想定してNRR30dB程度の耳栓を正しく付けたほうが良いのかなぁ、と思う今日この頃。

なぜ前回「膝は台の下に密着させないこと」と書いたのか?

正直に告白させていただきますと、自分でも考えすぎだと思います。

一応理由はありまして、耳の穴(外耳道)にピッタリ入れるタイプの耳栓をしている時に体を振動させるような機材は良くない、と言われているからです。手に持って作業する機材は特に注意です。

音というものは空気の振動であるため体の振動で耳の穴から空気が逃げることもありますが、耳の穴がふさがっている状態なので逃げ場がなく良くないとのこと。

ですので、普通に考えればパチンコ遊技するだけなら大丈夫とは思いますが、なんせ最近の遊技台のバイブは尋常じゃない。隣の台の振動すら感じる程で、むしろ隣の台ほどバイブの振動を感じます。

それで「まさかとは思うが」と入れたのが、この一文となります。振動は耳以外の健康にも悪いのでやらない方が良いのかなあ、と心配になりまして。

パチンコ屋の騒音では難聴にはならない?

実は本当です、ただし半分だけ。

パチンコ屋レベルの騒音では突然耳が聞こえなくなる事例、いわゆる音響外傷は起きません。また急性の難聴例も少ない。

一応は急性の難聴の事例はありますが、それは騒音だけが原因というわけでなく、加齢、疲労、長期間の遊技、ストレスなど原因が重なって起きたものと言われています。あるいは「パチンコ店内でイヤホンを使って音楽を聞いていた(つまり騒音下でも聞こえる程ボリュームを上げていた)」という事例になります。

よって「20歳前後の健康的な初心者が、初めてのパチンコ遊技で突然難聴に」というのは無いかと思います。

しかし、騒音下で対策をとらないといつかは起きる「騒音性難聴」というのが実に怖い。

その恐怖については、次回書きたいと思います。とりあえず今回はここまで。

いずれにしろ「他人に期待するだけ無駄だから自分の為に自分で耳栓をしましょう」ということを、改めて強調させていただきます。それでは次回。

寄稿者紹介

加藤ゴンザレス氏

<プロフィール>

楽太郎ブログの最初期からの読者。

おもに会社帰りに打ってる養分リーマン。

パチンコばかり打ってます。 

「細く長くパチンコと付き合う」感じで遊んでます。

Twitter:@gonzalezes2544