スロットサンド紙幣収納庫内のお金が消えた…珍事件の想い出

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

パチンコ屋さんには、お店の開閉とか営業関連やら設備や台関連の鍵ってぇのが腐るほどある。

その鍵がらみで、ちょいと昔に大笑いな事件があった。

皆さんは、営業中に白服(一般の制服でなくスーツ着た従業員)が、島端の金庫やパチスロの台間メダル貸し機から現金を抜いている姿を見た事は無いだろうか。

金を集めて中間集計して、釣銭として一部をまたホールの金庫等に戻す作業を何度か繰り返している。

南国に行くと、用心の為に回収係とスタンバトンを手にした護衛の二人でやってる店もある。

さて、舞台となったお店は古い設備で、台間メダル貸し機が未だに1000円札のみ対応で、お客様が投入した札が台間メダル貸し機の金庫部分に貯まっていくタイプ。

古い設備は、従業員の手間を増やすしトラブルは増えるしお客様には不便をかけるし碌な事が無いのに、「金が無い」の一点張りで、未だにこのスタイル。

島の端っこには一万円の両替機が鎮座していて、この釣銭補充の為に余計な作業が増えている。

ある日のこと、知人のお店で、早番・遅番の切替時の金回収と点検において、一部の島の各台メダル貸し機のメーターと現金が合わず現金が足りないという事件が起きた。

時間帯にして、丁度昼休憩で人手が薄くなる頃ではある。

足りない金は、いくら探しても出てこない。

前日のメーターの消し忘れなど不自然な点も無い。

仕方なく、そのまま処理して釣銭を戻したそうな。

ただ、差異があったのが一部の島だったので、店長さんが該当の島の防犯ビデオをチェックしたところ、驚きの光景が映し出されていた。

店の入り口から白シャツ+スラックス+ネクタイ姿の男が、お店が金回収の時に使うショルダーバッグと似たバッグを手にシレっと入店し、被害のあったパチスロコーナーの通路に、ご丁寧にお辞儀をして入り、なんと鍵を使って台間メダル貸し機の金庫(投入されたお札を貯めておくところ)を手際よく開けて、何食わぬ顔で札を抜き取って鞄に詰め込んでいるではないか。

で、一島分の金を抜くと、また島端でお辞儀をし、店の別の出入り口からススーっと出て行ってしまった。

連絡貰って俺も大笑い。

この手口の場合、いくつかのケースが考えられる。

・従業員か元従業員による鍵の持ち出し

・同型台間メダル貸し機のマスターキーが、設置店リストと共に出回っている

・中古で台間メダル貸し機を買った場合、その販売業者が予備キーかマスターキーを流した。

などなど。

なんにせよ、店舗の台間メダル貸し機の鍵を調べたが、そもそも鍵が納品された数が分からず、盗難か否か分からない始末。

とりあえず出入りの設備業者に台間メダル貸し機や両替機や精算機他の鍵シリンダーを交換してもらった。

ついでに、店に関する全ての鍵の点検をしたが、とにかく管理が杜撰(笑)

POSのマスターキーも平気でバイトが使ってるし(笑)

こんなん手入力し放題やんけ。

今時の店舗さんは大丈夫だと思うが、一応念の為、お店関連の鍵の「あるべき数」「実数」「使用に関するルール(担当管理など)」を暇な時に再確認してはどうだろうか。

ではまた次のネタで会いましょう。

ハイディホー!

寄稿者紹介

チャッキー氏

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。