パチ屋店長の健康と家庭を守ろう【遅番スタッフはさっさと帰るべし】

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

パチンコ屋にバイトに来る子は、パチンコ&パチスロ好きな子が多い。

(最近は、そうでもない子が増えた)

そんな子達が楽しみにしている事の一つが、閉店後に店に居残ってのただ遊技である。

大抵はパチスロが人気で、「目押しの練習」なんて理由をつけて店長に強請ったものだが、今は従業員による目押しが禁止なため、必要も無くなり口実が無くなっている。

また、昨今はパチンコやパチスロはやらないけど比較的高額な時給を目当てにパチンコ屋に来る子も増え、居残ってまで遊技しようなんてのは物好きな部類に入るようになった。

俺の出先の店舗でも、その物好きな子達が店長に居残り遊技をおねだりしてきた。

ただ、俺個人としては、かつて居残り遊技を許可したら、そいつらが遊技機に偽造ロムや不正ハーネスを仕込んでたという出来事があってね、トラウマなのよ。

俺が他人を信用しないのは、こういう裏切りを自店や客先店舗で山ほど見たから。

(ついでに言うと、パチンコ屋ってのは、こういう内部不正が容易なために株主の利益が守れないという理由で日本国内の株式上場が出来ないのだと知人の株屋に聞いた事がある)

だから今回も、物好きなバイト達には悪いけど却下させてもろうた。



居残り遊技を却下したもう一つの理由は、「店長を寝かせて欲しい」から。

お店によるけど、店長さんってのは一日が長いのよ。

朝の入店時の仕切りや朝の地域清掃に参加してる方がいる。

午前中からアポをとる迷惑な業者がいる。

アナクロ(時代錯誤)オーナーの主義で朝から出勤させられる方がおる。

そういう店長さんの睡眠時間確保の為に少しでも早く帰れるように、業務の段取りを変えたりもするのよ。

例えば、それまで閉店後にデータが揃ってからパチスロの設定を考えてたような人に、もう21時過ぎ頃に設定決めしてもらったりね。

ところが、バイト達の遊びの為に居残り遊技を許してたら、店長の寝る時間が無くなっちまう。

勿論、店内告知用の動画を撮影するとかミーティングするとか業務があるなら居残りしようが何だろうが問題無いんだけどね。

また寝る時間=自分の時間が無くなると、同業他社や異業種を視察したり研究する時間も無くなり、自店の営業のヒントを得る機会も作れなくなり、あっという間に手詰まり感に苛まれる。

そうした積み重ねで無駄に疲弊してる店長さんは少なくない。

疲弊すると、業績は上がらないけど「こんなに頑張っている」という変な自己弁護に陥って、思考停止する人が出る。



もう一つ、店長さんを早く帰らせてあげたい理由があってね、それは「家庭円満(笑)」のため。

俺の周りだけかもしれんが、離婚した店長さんや主任さんが多いのよ。

そもそもパチンコ屋の店長と結婚するくらいの女性だから、不規則な生活を理解し想定してるだろうけど、特に子供が出来たあたりから、家庭を顧みない、と言うより顧みる時間を店(経営者)に食われてる店長さんが嫁さんに去られている(悲)。

出来たら、それを防ぎたい。

早く帰宅させてあげたい。

月6日とか7とか、出来たら週休二日は休日がとれるようにしたい、その休日は丸一日休めるようにしたい。

夜にいちいち出社するような不健康な生活は終わらせたい。

子供の入学式とか運動会なんかも大手を振って出席して欲しい。

業界なんて大きい事は言わないが、俺が関わる店の人たちには、少しでも人間らしい暮らしを手に入れてほしい。

その第一歩として、「店長も、さっさと帰る」為にも、居残り遊技は出来るだけ止めにしたいの。

休みを増やすとかアホみたいな長時間労働抑制ってのは、簡単に実現できない。

従業員をショッカーの戦闘員か何かと勘違いしている経営者に打診しようものなら「なんで店長を休ませなきゃいけないんだ」と顔を真っ赤にして怒鳴り散らされて終わり。

そんな中で、なんとか業績(利益)実績あげながら、店長が休んでも店が平気で回るように主任さん以下従業員をアプデしながら・・・と時間かけて色々積み重ねて環境整備して、ラスボス(経営者)を言いくるめ納得も得心もさせてからでないと無理なんさ。



とりあえず、すぐ出来る事は居残り遊技減らして「店長も早く帰る」事。

閉店後にただ遊技したいからパチンコ屋にバイトしてるのに!!という意見もあろうが、店長を労わってあげて。

そこんとこ宜しく!

(・ω<) てへぺろ

ではまた次のネタで会いましょう。

ハイディホー!



追記)

こんなん、店長が休めるように自分で工夫したらいいだけじゃんとか、そんな会社辞めたらいいじゃんとか簡単に言わんといてな。

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。