え~~~っ!? 貯玉が消えるなんてアリ!?突然閉店の悲劇
寄稿文
ハイディホー、チャッキーだす。
今回は遊技する立場から、「貯玉はそこそこにしておこう!」という話だ。
♪メーテ〇~、また一つ~パチ屋が消え~たよ~♪(またかよ)
ってな具合で、去年も数多のパチンコ屋(だけじゃないけど)が星屑になった。
そして、今年も同様に消え逝くお店がある。
暫く行ってなかったお店の前に、突然張り出される、お店が逝ってしまうお知らせのポスター。

またはツイッターなどSNSにて突然知らされるお店の訃報。
コロナ不景気の中、意外なお店が逝ってしまう。
中には、企業として傷口を広げないためとか、まだマシな店への資本集中の為の低利益店舗整理閉店もあるから、遊技者の立場ではなかなか状況は判らない。
駄目な店が潰れる、だけじゃないのだ。
突然訪れるお店の死(閉店)、正にsudden death。
ところで、貴方は貯玉&貯メダル(以下、貯玉と一括表記)してますか?
え?貯玉する程に玉なんざ出てない?
まぁそう言わずに聞いておくんなせぇ。
貴方の行かれるお店は、貯玉補償基金に入ってますか?
先ずは安心貯玉.comに掲載されているか確認しましょう。

もし掲載されていなかったら、今すぐ貯玉を全部下ろして保全を図ったほうが良いかも。
なぜなら、お店が貯玉補償基金に加入していないと、万が一お店がご臨終した時に貴方の貯玉が消滅するリスクがあるからだ。
しかし、もし補償基金に加入していたとしても、あまり大量の貯玉はお勧めしない。
何故か。
上記、ぱちんこチャイルドプレイの閉店予告ポスターを見直して欲しい。
交換受付期間とあるでしょ?
これは、「店舗で」貯玉を営業中と同じように扱ってくれる期間で、もちろん特殊景品に換えて売却して換金できる(これまで例が無いが、この段階で特殊景品との交換不可=換金不可のケースも出てくるかもしれない)。
ところが、この期間を過ぎると恐ろしい事に、この換金ができなくなってしまう。
では、どうなるか。
貯玉補償基金から送られてくるJ-NETカタログに掲載されている商品に交換するしかなくなるのだ。
J-NETカタログは、先の安心貯玉.comページで確認できるので、暇な時にでも見てみるといい。
いらんわ、こんなもん!と思うだろうが、掟だから仕方ない。
割引無し価格だから高いし損やんけ!と思っても、掟だから仕方ない。
おまけに、「1000玉(1000円相当)未満は切り捨て」「いくら貯玉していようが、補償される上限は100万円相当分まで」という罠も漏れなくついてくる。
しかも場合によっては郵送での手続きでなく、貯玉補償基金が主催する景品交換会に足を運ばないといかん事もあるらしい。
勿論、その交換会に、一番欲しい特殊景品や現金は無い(´;ω;`)ブワッ
さて、冒頭のようなポスターを見た人は、まぁビックリしながらでもお店に足を運んで交換するでしょうが、しかし、問題は、暫くお店に通っておらず、尚且つお店からのDMを拒否している方々だ。
DMを拒否しているから、お店からの訃報通知も届かない。
知らず知らずの内に店が潰れ、知らず知らずの内に貯玉交換受付期間が過ぎ、貯玉の現金化の機会を逃して泣きを見るという悲劇に見舞われる危険があるのだ。
家族にパチンコ屋通いを内緒にしたくてDM拒否している人がいたら、ご用心やで。
そういう人は、お店に行かなくても、お店のSNSやP-WORLDをマメに確認するしかない。
気が付いたらP-WORLDも真っ白でした!なんて事になりませんように。
むしろ足の遠退いた店ほどDM送付OKにしておいたほうが安全だ。
それより何より、行かない店や見切りをつけた店の貯玉は早めに引き揚げた方が良い。
パチンコ屋としては、貯玉を下ろされるのは痛い。
出来るだけ遊技で消化して欲しい。
だから自衛手段として、一日の貯玉引き出し数を制限している店もある。
そういう時は、連日通って引き出すしかない。
お店のローカルルールはよく確認しておこう。
最後に、俺は別に、銀行の取り付け騒ぎのようになって欲しいわけじゃない。
ただでさえコロナ不況で苦境な中で貯玉を下ろすのは、お店にとっては痛手かもしれない。
しかし、貯玉だって大事な金。
金は命より重い。
貯玉で遊ぶのも、下ろして現金化するのも遊技客の自由。
野生の勘で、店に死臭が漂っていると感じたら迷いなく遠慮なく貯玉を下ろそう。
遊技の軍資金くらい残して引き揚げたっていい。
別に貯玉がカタログ景品に化けても構わない人は、それでいい。
マイホが潰れるわけがないと信用できるならそれでいい。
なんにせよ、遊技者が後悔しないようにして欲しいだけだ。
貯玉補償基金なんだから現金で返ってくると思ってたのに、なんて人や、店が飛んだの知らなくて貯玉を回収し損ねて泣き寝入りなんて人が出ないで欲しいだけだ。
最近は、パチンコパチスロは適度に楽しむ遊びと言われている。
かなり茶番な匂いもするが。
同様に、貯玉も適度に、損切りしてもいい程度のほどほどにしておこう。
あ、今は何処も調整や設定が激渋で貯玉どころじゃないとかコメント要らんので。
ではまた次のネタで会いましょう。
ハイディホー!
寄稿者紹介
チャッキー氏

<プロフィール>
ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。
ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。
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J-NETと貯玉補償基金は別物ではないですか?