【労使問題】潰れるパチンコ店にまつわるエトセトラ【薄情は最大の防御】

寄稿文

メーテ〇~、また一つ~星(パチ屋)が消え~るよ~

ハイディホー、チャッキーだす。

昨今、コロナ不況でパチンコ屋も潰れていると言われているが、コロナ前から毎年400軒や500軒潰れている。

コロナが無くたって、どうせその程度は潰れるのだ。

もっと言うなら、やれポンコツ6号機を買えだの封入式を買えだの言われる中で、遊技機の購買能力の低い店や、保有資金力の低い店から淘汰されているだけ。

コロナは元々生死を彷徨う店の背中を押してるだけに過ぎない。

コロナで業績がと言われて覗いてみたら、コロナの遥か依然からズタボロなんて珍しくもない。

パチンコ屋は出してナンボという店長が店を滅ぼす

コロナ前の話だけど、店長さんが全く利益を上げてくれないとの相談を社長さんから受けた。

俺も直接お会いして話させて戴いたんだが、お客さんを虐めてはいけない、玉を出さないと客は来ないなど寝言だらけ。

俺からは、

 100円で仕入れた物を80円で売って喜んでるようなもの。

 店長は客に媚びてるだけ。

 客は虐めてないかもしれないが、お店と社長は虐めてるよね。

 あんたのやってる事は、ピンサロ嬢が店に内緒で本番させて客を呼んでるのと変わらない。

 利益が実績、稼働は自己満足。

 あんたは店を発展させる為、利益を上げる為に存在してるんだよ。

短い時間で色々言うてみたけど暖簾に腕押し&糠に釘&焼石にお湯。

決算書を見せながら、6号機強制導入問題や将来来るだろう封入機問題と、それへの備えも説いたが、聞く耳持たず。

実はこの店、遊技客が少ないからちょっとした出玉でも割高になってるだけ、つまり運用も運営も下手なだけで、出玉感は皆無。

出してるわけじゃなく、割が取れない言い訳してるだけ。

俺からは社長さんに、「利益を摂らない店長に意味は無いから差し替えろ」「店長を差し替えるなら契約させていただく」って助言して終わった。

最近、その社長さんから、「コロナ休業をきっかけに閉店の決心がついた。店の買い手も見つかったし」と連絡が来た。

社長さんは次のオーナーに、従業員も引き受けてくれないかと打診したが、利益の摂れない奴らは要らん。自前の社員でやる」と言われたそうな(笑)

ええ恰好しぃの店長は、自らの職を失い、二十人ほどの部下をコロナ不景気の中で失職させたわけだ。

いと哀れ。

営業自粛、そして永眠

10年前の3.11の時は輪番店休のままご臨終した店があったけど、今回はコロナによる営業自粛期間からそのままずぅぅぅっと自粛、を通り越して永眠したお店の話。

某店店長さんから「最近、給料が遅れて振り込まれるんですよ」と愚痴LINEが来たのは、営業自粛期間に突入したかしないかの頃だった。

話によると、ここ数か月給料が遅配気味で、本来は毎月25日払いなのに月末や翌月頭になるとの事。

俺は、そんな寒い会社はさっさと辞めろ、君だけでも給料を満額毟り取って辞めろと言うたんやが、社長には義理があるからと言うて辞めなかった。

そしてコロナ休業が決まった5月頭、このまま閉店すると聞かされたらしい。

 バイト達は、その時点で契約終了。

 社員への予告は5月末だが、実際の解雇はまだ先なので、予告解雇手当は出ない。

 店長や役職は、営業終了後の雑務をやってもらって、7月末で解雇になる。

 7月末前に辞める場合は自主退職になる。(失業手当の給付開始時期が遅くなる)

と、まぁ滅茶苦茶な話をされたらしい。

義理人情なんて、いざとなったら紙屑やで。

給料遅配なんて倒産の黄色信号やんけ。

他の者に構わず逃げるが勝ち。

潰れて判った新事実

とあるパチンコ屋さんが昨年末で営業終了した。

俺の昔のお客さんのお店だが、店の業績がちょっと上向いたところで、もうええ後は店長に任せるからと契約解除された店や。

その店長さんが、店を解雇されたものの離職票を会社に請求しても寄こさないと嘆いていた。

会社都合退職だから失業手当がすぐ下りると思っていた彼は、仕方なく離職票を持たずにハローワークに相談する事にしたんだが、そこで衝撃の真実を知らされた。

相談員から会社に確認の連絡が行ったのだが、なんと彼、いつの間にか正社員でなく契約社員になっていて、雇用保険が払われていないので、失業手当も下りないと言われたんやて。

俺も冷やかしに件の社長さんに電話してみたんだが(本当か嘘かは別として)、店長になった時点で業務委託契約になっていたとの事で、通達ミスか確認ミスか、どちらの問題か判らんけど、こう言われたら対抗策は難しいな(社会保障保険料は、どうなってたんや?)。

正社員だと思ってたのに!

こんな事の無いように、自分の雇用形態はあらためて確認した方がええかもな。

君、本当に正社員?

薄情は防御

パチンコ屋さんだけじゃないが、店が消える時には大なり小なり悲劇が付き纏う。

その悲劇を回避するには、「船が沈む前に逃げろ!!」、これに尽きる。

店長なら、店の状況を一早く知れるだろう。

機械屋が長めの支払い分割を拒んできたとか、景品屋さんなど業者さんへの支払いに先日付小切手を使うようになったとか、支払い関係の変化には特に要注意やで。

責任感とかなんとか情に流されると沈む船が発する渦に巻き込まれる。

自分の身が第一や。

構わんから薄情になろう(笑)

ではまた次のネタで会いましょう。

ハイディホー!!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。