突然クビになったった!人生の「プランB」はありますか?

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

プロ野球シーズンも、後は日本シリーズを残すのみ。

直近は新人選手やFAでの札束バトルなど明るい話題もある一方で毎年恒例なのが、「戦力外通告」。

何故この選手がクビなの?

なしてコイツがまだクビにならんとね?

色んな感想が飛び交う。

ある者は引退し、ある者はトライアウトを受け、ある者は球団職員へ、ある者はノンプロへ、など、進路も色々だ。

今年の『プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達』は、誰がピックアップされる事やら。

さて、我々パチンコ業界人でも、戦力外通告は突然やってくる。

そう、解雇である。

昨年一年間で潰れたパチンコ屋さんが560軒もあるそうな。

そして今年も、400軒以上は潰れると言う。

コロナが主要因であるケースがどの程度あるのか知らないが、潰れると言う事は、その分とほぼ同様の数の店長さん(+従業員+バイト+景品買取所職員)が職を失うわけだ。

母体業が廃業する場合は失業確定。

業績が悪くなくたって、会社の後継者がいない故に事業継続を断念されるケースもある。

不採算店舗を閉めるだけの場合は、グループ内同業他店や、場合によっては系列の飲食店などに移籍転職して生き残る事もあるだろう。

むしろクビになるよりも幸せかもね。

不採算店舗を閉め、別の店舗を新規開店する場合、誰かが新規店舗に異動し、自分は空いた店に異動で落ち着く場合もあるが、最悪は店を潰した張本人として解雇である。

同業他社への転社を目論むなら、パックエックスさんやゼロンさん等の紹介予定派遣等を使う手もあろう。

仲のいい出入り業者さんの伝手で転社できる方もいるだろう。

だが大手さんの中には、自社で人材開発する為に中途採用をしない企業もあるし、そもそも店を潰して職場を失ったレベルの店長を雇用する企業自体少なく、なかなか同業転社も難しい。

大昔はありがちだった、販社やメーカーへ転職の門も狭くなっている。

ならば異業種への転職をと考えても、今やどこもかしこも「希望退職者募集」で溢れている。

異業種への転職もライバル過剰である。

俺の周りでは、タクシー運転手やバス運転手になった者も多い。

タクシー運転手は新コロの影響もろかぶりでお勧めできないが、ローカルのバス運転手は不足気味らしい。

市民から公営バスの運転手の賃金が高いと苦情が殺到し、バス運転手の給与を下げたところ退職者が相次ぎ、公営バスの維持ができなくり市民が買い物難民になり自滅するという間抜けな事態があちこちで起き、その結果ローカル公営バスの運転手不足が慢性化し、再び給与水準が上がってる地域もあるとの事。

また、トラックなど物流系ドライバーは相変わらず人手不足なので、そちらへ移籍する者も増えた(勿論、車種によっては新たな免許取得など苦労も多いが)。

中には、人と接しないで気楽だから、接客業に疲れたからと積極的に物流ドライバーを希望する人もいる。

他には、コンビニのオーナーになった人や、メイドカフェを始めた人もいる(新コロで閉店寸前らしいが)。

パチンコ屋を仮にクビになっても、店(会社)が無くなっても、死にはしない。

ところで、店も会社も無事として、貴方は何歳までパチンコ稼業に、今の会社にいますか?

50歳、60歳になっても店長職を続ける気力体力吸収力が続く自信がありますか?

その頃に現れるだろう20代や30代に勝てる自信がありますか?

店長職の上、例えば営業部長とか開発部長なんて役職が用意されてますか?

経営者一族でない者にも、門戸は開かれていますか?

クビになるのは、業績不振が原因とは限らない。

先に書いたように、後継者不在による事業断念もある。

年齢を理由に、後進に道を譲れと肩を叩かれるかもしれない。

自らパチンコ業界や所属企業に見切りを付ける日が来たなら別として、望まぬ形で去る日が来るかもしれない。

その時、貴方はどうしますか。

その時の為に、貴方は今から何をしますか。

やたらと寿命が長くなった現代、人生のプランBやCの事を頭の片隅に入れておかねばならない時代になったのかもしれない。

20代で、40代で、60代の節目で、次の20年について、自らの気力体力吸収力と相談しながら、収入源を確保せねばならない。

世知辛い世の中やで。

では、また次のネタで会いましょう。

ハイディホー。

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。