とあるコンサルの昔話-「ボツ企画」の墓場へようこそ

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

つい先日、楽太郎氏がTwitterで、こげな事を書いてはった。

げらげらげら。

そう言えば大昔、新規店の企画で「玉王(玉キング)」ってのを出した事があった。

遊技客からタマキンと略称で冷やかされるとこまで織り込み済みで。

ロゴ案がPCに眠ってたわ。

案の定、女子スタッフのウケは最悪で、無難な企画が採用されちゃったけど。

(そっちを通すための捨て石企画だったかも)

こういう色物営業に乗って下さる経営者さんに合わなくなったな。

思えば大昔のパチンコ屋さんは、店名はともかく面白いお店が多かった。

店舗建築物の上に恐竜のばかデカイ銅像やキングコングがいて視認性抜群の店。

ネオン塔にロケットやスペースシャトルの立体物が張り付いてるお店。

そんなロマン溢れる店があったもんだが今は、そうした装飾に金かける法人も無くなったのかな。

単に目立ち過ぎると射幸心を煽るとかなんとか警察が煩いせいもあるが。

また、営業スタイルも、パチンコは海物語オンリー!の、通称水族館(笑)なお店や、パチスロで吉宗専門店や北斗専門店なんてイカれた、いや、イカしたお店が世間をブイブイいわしていたが、今はそんな一本で店を支えてくれるような勢いのある機種も無い。

一時期、ジャグラー専門館や、Aタイプ専門館(ジャグラー、ハナハナ、南国とか)を作ろうとしたが、機械台数が揃わなかったりみなし機アウトなどの世情から実現しなかった。

ついでに、誰得だよと言われるだろうが、過去に色々色物的な企画をしたけど没ったネタを晒させてくれ。

ぱちすろ鬼ヶ島。

中国地方の某企業に出した。

店員全員鬼の角カチューシャ装備。

パチスロ機を鬼に見立て、お客様が退治してお宝(メダル)を獲得出来るか返り討ちにあうか、みたいなストーリーを想定していた。

パチンコ(パチスロ)モンスターズ。

「パチモン」とかいかがわしい略称で呼んで笑って欲しかった。

先の鬼ヶ島同様、来店者をハンター、遊技機をモンスターに見立てていた。

モンハンがリリースされた頃のパクリ・・・オマージュネタで、店に行く=狩りに行く!みたいなノリの演出を狙っていた。

ぱちすろマッドアングラー。

今は設定6=レインボーのイメージらしいが、大昔、設定6=(海物語の6図柄から)アンコウだった事と、アンコウから1stガンダムのマッドアングラーを思いだして出たネタ。

シンボル図柄は勿論アンコウで、同イメージの被り物も用意してSNSで遊ぶつもりだった。

いずれも、営業ギミックからキャラデザイン案から内外装デザイン案、グッズ展開ほか盛り込みまくって企画書出したけど、ギャラや予算的に見合わなかったりとか射幸心を煽る事を恐れたとか大人の事情や、ぱちんこ業界的な「萌え路線流行」に合わせる事になり没になった。

機種云々よりも、店推しの遊技客を増やしたいって気持ちが強かったが、結局採用されるのは一歩引いた、無難な店作りばかりになってしまい、その結果、こうしたノリはコンセプト居酒屋などの飲食店や風俗店ネタに流れる事になった。

新コロだけでなく、規制だなんだと閉塞感溢れるぱちんこ業界で、こんな色物営業が再びできる日が帰ってくる事を祈らずにいられない。

懐古主義と笑われるかもしれないが、かつての賑やかでアホなお祭り感溢れるパチンコ屋さんで打ってみたい。(遊技機がショボいと台無しだけど)

では、また次のネタで会いましょう。

ハイディホー!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。