日ごと早まる夕暮れに、公園のベンチにて北海道の状況に思いを致す

コロナ禍をきっかけにして起こった変化はUber Eatsに代表される宅配系サービスの伸長などいくつかあるが、日常生活目線では他に会社員男性による”ドラッグストアの利便性の発見”が挙げられるように思う。

従来、ドラッグストアと言えば家庭の消耗・常備品と自分自身の化粧品の購入のために女性客の出入りが多い印象だったが、お昼休みの時間帯にパンやカップ麺、ドリンク類を買いに来る会社員男性の姿を多く見掛けるようになり、高校・専門学校・予備校・大学等が近くにあれば学生もコンビニではなくドラッグストアに来るようになったりといった変化が私の居住するエリアでは顕著に見てとれる。

もちろん店舗の立地や規模にもよるが、なんならコンビニよりも豊富な品揃えと安価な価格帯、また公共料金の支払いに対応したりATMまで備えている場合もあるなど、町のインフラの一角としてこれまで以上の役割を担っているように思う。

具体的には、私の自宅近くではスギ薬局が連日盛況である。常に10万近くの会員ポイントを保有しているヘビーユーザーである嫁さんが店舗関係者に独自にヒアリングしたところによると、店舗単位ではカード会員への申し込みが増えてリピーター増に繋がり、一時期は衛生・消毒品の買い出し客でごった返し得体の知れないウイルスに感染してしまうのではないかと内心怯えながら過ごした緊急事態宣言期間の心理的な負担も、多くのオフィス企業が出社勤務を再開した5月中旬以降は感染拡大防止のリテラシーも醸成されて盛況ながらも店側・客側双方がお互いに配慮した店舗運営状況になったことで報われて、今でも近隣のコンビニが混雑している際にはこちらを第二の選択肢として来店してくれる地元客が多いので頑張った甲斐があったと話していたとのことであった。



11月8日日曜の夕刻、私はそのスギ薬局の近くにある公園のベンチに腰掛けて、缶ビールを飲みながらスマホ操作で本稿をしたためている。20mほど向こうには、まるでこの場所の見張り番だとでも言わんばかりの存在感を放ち一定の間隔を整然と保ちながら真っ直ぐに立っている背の高い5本の木が、樹上にたたえた葉々黄金色にまた或いは薄くれないに染めていよいよ秋の深まりを知らせてくれる。

今ここで思うのは、北海道における感染拡大傾向に対してのホール関係者はじめ業界の方々のご懸念だ。すでに外気温は下がり乾燥の度合いも高まるなか、冬本番を迎えて今後の営業や地域経済がどのような様相を呈するものかと現状を注視し案じておられることと思う。

当地には旅行で訪れるくらいで生活の在り様や土地の雰囲気のようなものはその都度”お客さん”として接する程度でしか感じる事はできないが、私がずっと生活の基盤としている都内などよりは断然時間や空間の使い方が贅沢で開放的な気分になり、なによりも星斗闌干として天に満つる夜は息をのむ美しさで特別な体験をしていると思わせるに十分であった。

その土地が、街が、人々が、ここ最近不気味な増加を見せている陽性者数に怯え暮らしぶりが制限されているという報道に触れ心を痛めている。道内では11月5日以降連日100人越えの陽性者が出続けており、今日もまた6件のクラスター発生がありこれは1日での事例としては過去最多とのことであった。細かく見れば特に札幌市内において警戒感が高まっており有料老人ホーム(感染者19人)、専門学校(8人)、札幌北七条郵便局(6人)などのクラスターが影響して今日だけで96人の陽性者を出したとの報道であった。

現地の当ブログ読者・Twitterのフォロワーはじめ特に同じ職域であるホール関係者の方々におかれては、身の回りの衛生に改めて留意していただければと思う次第である。また、既に”単なる数”の無為な発表のような認識になってしまっている者も多いだろう都内の陽性者数について、こちらでもやはり「業界人として、パチンコ店から絶対にクラスター発生させない」という強い意気込みで営業現場管理にあたりたい。

楽太郎

Posted by 楽太郎