戯れに銀玉弾く盂蘭盆会

先週から精力的にホール巡回している。

理由は、お盆期間~お盆明けの常連客の来店状況と直近で導入した機種への反応を見るためだ。

自社店舗では、金曜日にあたる14日の売上金額と稼動が最大値となり、この好数値に勇気を貰ったかスロットコーナー運営を任せているマネジャーは翌15日の営業においてだいぶ張り切って設定配分したものの、前日よりも水準が低い売上のせいで目も当てられないような粗利金額になってしまったことを非常に悔やんでいた。

日程的に私も15日の方が売上の出足は早いだろうと予想し、あわよくばその日は営業再開後の山場とまで期待していたが、4円パチンココーナーの夜時間帯の伸びが無い分だけ物足りない結果になってしまった。

ただ、より多くの店舗データの集計値を見ればお盆期間のピークは土曜に来ており、陽性者数の多さが懸念される今の状況では例年よりもさすがにどの数値の水準も低くはあるが14日が高めで15日がピーク、そして16日に低下しお盆明けは……という具合いに時期的な推移はいつも通りであったことが確認されたように思う。

ブログ開設当初から発信している通り、より多くの属性の遊技客が早い時間帯から来店してくれる可能性が高い土日に粗利主眼で意図して抜きにいかないように、というのが私の店舗管理・機種運用スタンスであり、そういった意味ではマネジャーの設定配分は私の考え方に忠実であった。ゆえに、生じた結果に対しては責めるべくもない。

適当な経営規模の法人であればこういう営業設計は厳密な指示の下で行われるのであろうが、自社のような中小法人では店舗レベルのことであれば業務として任された各人がその時々でやるべきこと、やれそうなことを実行するだけであり、私はそれに対して責任を負う。

地元民から好印象を持ってもらえる可能性が高い日だと判断したためそれに賭けたが、結果だけ見れば月間の粗利作り上の大きなロスとなったというのであれば、これは仕方がないと割り切った次第である。

さて、お盆明けのこれからは残暑に汗かきながらの外出となる。

昨日は都内の西部エリアに赴き1件の面会をこなした後、その私鉄沿線の小さな駅前エリアをまずは散歩した。

色合いが綺麗でとても美味しそうなアプリコットケーキをオススメ商品として紹介しているケーキ屋さんの日除けシェードの下では、私と同世代に見えるスラリと手足が長い女性が休憩しておりその傍らでは白黒が基調で少し茶が混じった良く手入れが行き届いた毛並みのウェルシュ・コーギー・カーディガンがオスワリして「ご主人、お散歩はもう十分です、さっさと帰りましょうよ」「僕には、とてもじゃないけど今日は暑過ぎます」とでも言いたげな表情と荒い呼吸で女性を見上げていた。

そこからずっと前方に視線を遣った左手にはガラス貼りの外装が街の景観によく映える中型パチンコスロット店が1つあり、そこでトイレを借りて制汗シートを使ってリフレッシュするついでに、運用の状態が良さそうに見えるP機動戦士ガンダム逆襲のシャアを軽く弾いてみた。

結果は、9千円使ってノーヒット。

管理店舗での巡回中もよく思うが、クェス・パラヤは本当によく喋る。

それにしても13歳の少女が「大佐、あたしララァの身代わりなんですか!?」「大佐のためなら、死ぬことだって出来るわ」とは、何とも切ない。

席を立ち今度はスロットコーナーをぐるりと回ると、やはりこちらのお店もお盆期間は盛況だったようで特にジャグラーコーナーはスランプグラフ判断では2~3千枚級の差枚数の台が沢山ありユーザー側が抱く「お盆のパチ屋は全力回収だ」という旧来的なイメージとは違いまともな還元度での営業であったことが窺えた。

こういうのを見ると、同業としては嬉しく感じるものである。

パチンコ・スロット両コーナー共に、バラエティーコーナーの直近数日間のデータがそれなりのものになっていることから、連休期間にはよく見受けられる非専業層による”趣味打ち”も適当数あったようで、繁華街・商店街立地のこちらのお店としては満足な営業になったのではないかと拝察した。

1点だけ気になったのは、感染拡大防止のための施策の一部が更新されていないことであった。

おそらくお店側も気付いていないのだろうが、換気に関する項目で「出入り口■箇所を常時開放することで強力換気しております」といったニュアンスの文言は、自動ドアを通常運転している現在の営業状況とは合致していない。

営業再開後は日々様々なことで忙殺されてしまい掲示物等の細かいところのチェックを怠ったのだろうが、こういうのは今や落ち度として問題視されがちであるため、是非早期に訂正して下さればと思いつつ店舗を後にした。

楽太郎

Posted by 楽太郎