ぱちんこ業界もSNS花盛りやね-乗るも良し、独自路線を行くも良し

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

最近、パチンコ店のSNS(特にTwitter)は、シンボル女子店員さん花盛りである。

やべぇ、こんな店勤めてぇぇぇぇぇという他店の男性社員の心の雄叫びが聞こえてくる。

@maruhankofu2 看板娘一期生@マルハン甲府店

@mmmmgmmmgmmmm マグマ・ミツボシきゅあら

@kayuisss  かゆいちゃんトリエス

@arenakawaguchi  あゆちゃんまん 肉柱

@taikiyunachan ゆなちゃん店長だよォ

@arena_okegawa  かじかじと愉快な仲間たち@アリーナ桶川

@Hh_aimaru あいまる

(敬称略)

この他にも色~んな方々がTwitterを彩っておられる。

よくも、こげな可愛い娘さんが揃ってるもんだと感心する。

各々、どういう経緯で始められたのか、どういう狙いなのか、気が向いたのか押し付けられたのか、流行りに乗ってみたのか、背景については存じ上げないが、華やかで素晴らしいの一言である。

ファンクラブがあったり、Twitter上で交流したり、〇〇ちゃんに会いたいからと越境してまで来店する遊技客が現れたりと、ちょっとした、新しい会いに行けるアイドルのようだ。

勿論、ご時世を反映して設定ガーーとかイベント示唆ガーーとか濃い目の内容は期待できないが、彼女達が殺伐としたTLにおいて一服の清涼剤になっている。(大袈裟)

ところが、こうした動きについて、「最近のパチンコ店は女子スタッフを出せばいいと思っている」「近頃のパチンコ屋は軟弱になったな」と悪口言う偉い人が複数おったんよ。

気に入らなければ自分は違う営業スタイルを選ぶか考案すればいいだけなのに。

他店の動向を腐したところで何も自店はよくならないのに。

もしかしたら、自分ではやりたくても出来ない焦りのせいかもしれないが。

大昔、俺は「お店を賭場から遊園地に変えよう!」的なノリで、店舗のイメージキャラを作り、着ぐるみを作って店内を闊歩させ、グッズを作ってお客さんの傍にいて想起させるきっかけにするというスタイルを採っていた。  

機械大量購入&実弾ばら蒔きのような、所謂Power-Gameを出来ない、資金力の弱い依頼主の店で戦うには、こうした「金より情」「勘定より感情」「出玉より親近感」に比重を置いたPoor-Game路線を選んだだけである。

以前は、弱い店の戦略、持たざる者の戦略だった路線を、今や金持ってる店舗がSNSを活用した花盛り路線としてやるようになってしまい、情に訴えるだけしかない店の個性創りが更に難しくなってきた。

派手な広告やガセイベや来店イベがやり難くなった今、Power-Gameの代わりではなく補完の意味で花盛り路線をやり、攻守固めてきたのかな。

かのマルハンさんが「にゃんまる」なんてキャラ出してきたり、看板娘を出してくるなんて、一昔前じゃ考えられなかった。

俺がパチンコ屋さんに提案する際も、「天下のマルハンさんが絶対にやってこない路線! 」ってぇのが売り文句の一つだったのに。

さて、先の「パチンコ屋が軟弱になった」と嘆いていた偉い人に言いたいのは、こうした花盛り路線は苦し紛れでも、伊達や酔狂でやってるわけでもないって事や。

 ・動画配信、TikTok、Twitter、などSNSに素顔を露出する事に対して心理的ハードルが下がった事もあり、お店のシンボルになってくれる娘さんが増えた

 ・TLに沢山登場する事で、お店の名前や印象が蘇る

 ・RtでFF外からでもTLに表示される事があり、知って貰える機会が他者の手によって増える

 ・自店だけでは作れない繋がりが生まれる

 ・Tシャツとかシールなどのグッズ提供で、いつもシンボルスタッフを通して店の印象がお客さんの傍にある

 ・〇〇ちゃんに会いに行くという来店動機創り

 ・負けるかもしらんけど、打つなら〇〇ちゃんのいる店という、勝利や金銭への妥協点を下げる効果

 ・負けても、〇〇ちゃんへのお布施や課金という負けの言い訳、心理的逃げ道を作る事で、店への敵意を緩和する

などなど、色んな効果が期待できる。

大袈裟に言うと、某店の、「五万円負けても明日客が来る店を目指せ!」への一つのルートかもしれないとさえ思えてしまう。

お店が実施する色んな狙いの色んな施策の中の一つに過ぎないし、別に、これだけで店がすぐに満台になると思う人はおらんやろが、一人二人からでもファン創りをするのが大事なんと違うかな。

駄目な店ってのは、これ「だけ」で来店者が激増しないと気に食わなかったり、フォロワーが増えないと怒ったり、短気を起こして止めたり、スタッフに責任をかぶせたりしがち。

焦らず欲をかかず、じっくり人も施策も育てるくらいの余裕が欲しいかな。

いろいろ書いてきたけど、別にこの花盛り路線を勧めているわけではないので誤解しないでほしい。

一部スタッフが矢面に立つ事で、そのスタッフの負担やリスクは増えるし、他スタッフの嫉妬などで亀裂が生まれるリスクもある。

一人または一部のスタッフに店の印象を依存するリスクもある。

その他諸々の問題に取り組む意思や意欲も欠かせない。

 自分のお店のお客さんを、どう増やすか。

 何をアピールするか。

 どう、遊技客や予備軍と近づくか。

 どう知ってもらうか。

 その為に自店では何をするか、自分は何をするか。

「パチンコ屋が軟弱になった」とか他店を批判するだけならバイトでもできる、自店の事に思いを巡らせていただきたいな、と先の愚痴ってた偉い人にもお願いした。

今日も最後まで読んでいただき有難うございます。

また別のネタで会いましょう。

ハイディホー!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。