コミュニケーションは、押しと引き

寄稿文

ハイディホー、チャッキーだす。

先日、楽太郎さんがTwitterで、誰かとの会話で、こんな事を書いてはった。



確かに、普通のリーマンだと紺、茶、グレーが無難。

でも思い出したら俺、大昔の店長職二期目とか立ち上げ屋ん時にパステル系ピンクやグリーンやイエロー(ダンディさん風に蝶ネクタイ付き)のスーツ着てホール(戦場)にいたわ。

なんでかって?

それはね・・・

店長は目立ってナンボと思っていたから!!

店長が目立って、店のシンボルになるのがベターと思ってた。

店長が目立つと、出ない回らないという苦情が店長に直接行くので、他の従業員の弾除けになる。

誰が店長か分かりやすいと、なんとなく安心かも。

(小規模店を除き、誰が店長か分かる店が俺の周りに無かったの)  

来店客から(苦情とか要望とか不正情報含めて)話しかけやすい。

話して留飲が下がるなら安いもの。

当時、パチンコ屋にコミュニケーションブームが沸き起こってて、来店客と接点を作れ、来店客に話しかける機会を増やせってのが流行った時期があって、一日に何度も会員カード勧誘とか飴ちゃん配りやオシボリ配りやアンケートとる店があって、打つ立場としては鬱陶しくて、却って不評買ってる場面もあった。

特に稼動が低っくい店で何度も来られると嫌がらせのようだったし、特に羽根物打ってる時に集中を切られてキレそうになった事も数知れずだ。

業種は違うが、アパレルとか家電量販店とか、店員が話しかけてくるのが鬱陶しいのと同じだ。

押しのコミュニケーションは楽だが鬱陶しがられるし、警戒心も生む。

そこで、こちらから無闇に話しかけて遊技客の遊技意欲を削ぐよりも、こっち(店長や従業員)に話しかけやすい何かをした方がいいと思ったのだ。

押しでなく、引きのコミュニケーション。

それと当時はもう一つ、お店を、賭博色を弱めて遊園地っぽい雰囲気に仕立てたいと常々思っており、先ずは店長がピエロにならなきゃ!と思っていた。

だから、スーツの色だけでなく、プロレスマスクや被り物が欠かせなくなった。

真面目そうな切れ者を装うよりも、馬鹿っぽい方が来店者も気を許してくれる。

欠点としては、何かお客さんを注意する際に説得力が薄い事と、まぁたまぁぁぁに「ふざけてんのか」と言われる事かな。

あと、こういう色物営業ってのは、失敗するとただの自己満足と捉えられかねないリスクもある。

実施する前に、上長から掃除のオバちゃんにまで主旨説明しておかないと、スタンドプレーに見えかねないし、そうなると、いくら頑張っても現場が白けてしまう。

下手すりゃ独りよがりの自爆で終わる。

他の誰かがやっても再現性も無い。

だから、他の店長さんに軽率に勧められるスタイルでもない。

その後は物好きな誰か一人の活動に依存するスタイルとの反省をし、店舗キャラを作り着ぐるみとかグッズを作り、使えるものは何でも使って店を染めて、常にお客様の目に留まり記憶の片隅に残る店創りを心掛けるようになった。

従業員を広告塔にするスタイルを始め、制服から名札や缶バッジなど小道具から利用し、全員で攻める=お客さんに印象を残す努力をしてもらった。

時は流れ、SNS映えする女子スタッフを広告塔及びシンボルにして親近感を演出し、間接的にコミュニケーションをとるお店が増えた。

ネット社会になり、俺が始めた頃よりもSNSへの露出のハードルが下がった事もあるだろう。

以前は金の無い企業の苦肉の策のような施策だったが、今や大手も取り入れ、身近な策になったかもしれない。

俺は勝手に、会いに行けるアイドル商法と呼んでいる。

中共肺炎がらみの営業自粛で金庫はガタガタになり、来店マンやテレビ広告に出す予算も無くなったお店は安易に取り入れ易いな。

外出が億劫な時代になり、出かけたついでにパチ屋に寄るなんて場面が減った。

パチ屋に行く! 〇〇〇を打つ! という戦闘意欲を持つ人を自店に導くには、普段から見込み客がお店の印象に触れる機会を作っておいた方がいいもんな。

ところで、そのパチンコ店発信SNSでさ、思うところがあってね。

地上波テレビのみならず、動画配信も含めたら、もうアホみたいにパチンコ関連番組がある。

今夜はドル箱シリーズ、$1銀玉打闘会、真王伝説、ガールズパチンコリーグとか色々あるやん。

ネット界を見れば、雑誌のライターさんや演者さんが動画を流している。

だけど、大抵は自店が番組で紹介される場合しかSNSで取り上げない。

勿体なくね?

せっかくだから、自店の都合に合わせてSNSで紹介したらどないだろ。

店長の嫁・五十嵐マリアとか玉ちゃん(自分がファンの人)が出てる!でもいい。

自店に入ってる機種の特集や実践をしている!でもいい。

特にネット動画は、古い機種のネタも掘れば出てくるので、新台だけでなく、自店に入ってる既存台やバラエティ台の再発見にも使えるんじゃないかな。

最近はコンビニの棚から消えたパチンコ&パチスロ雑誌も、もちろん自店の都合で紹介すればいい。

利用できる物は何でも利用したらいい。

流行りの女子スタッフSNSでネタ切れする前に、ご一考を(笑)

その代わり、利用するだけでなく、たまに出来る範囲で来店イベントやって雑誌広告出して、存在を支えてあげられたらと思う。

広告規制の問題からお勧めするわけにもいかないけど、機械の宣伝してくれる人や媒体って大事だからさ。

中共肺炎で呼客施策が難しい中、SNS活用はどんどん増えるだろう。

女子スタッフの可愛さや個人の頑張りに依存すると短命に終わるから気を付けてね。

押しのコミュニケーションと引きのコミュニケーション、巧く使い分けてね。

実際会った(来店した)際のイメージ創りも忘れないでね。

今日も読んでくれて有難うございました。

では、また次のネタでお会いしまょう。

ハイディホー!

寄稿者紹介

チャッキー氏

<プロフィール>

ホールも含めた、多業種の営業コンサルタント。

ぱちんこ業界を冷静に観察/分析しつつ、基本的には厳しいスタンスで臨む論客。