パチンコ店長おかず、駐車場で子猫を保護する

寄稿文

皆さん、こんにちは。おかずでございます。

ツイッターにも書いていますが、私、子猫を保護しましてその経緯を書いてみようと思いますが、これって需要あるのですかね?

先にお伝えしておきますが、子猫は力及ばず保護の3日目に旅立ちました。

事務所にはインカムの本体がありスタッフの会話がスピーカーから流れてくるのですね。

お仕事をカタカタしていても自然にインカムの会話が耳に流れてくるわけですが、その中に「うん?」と思う会話がありました。

「警備員さんが猫が死んでるって言ってます」

「え?何それ?」と思って手を止めたのですが、それ以上の会話はインカムではなくホールで役職と警備員が直接話をしているので分からないわけです。

役職にお任せすればよかったのですが、私は気も器も小さいのでまあ気になる訳です。

「何だった?」と私がインカムを飛ばすと

「あーいや、お客さんが猫を轢いたまま来店したみたいです」と聞かなきゃよかった・・・という内容でした。

そもそも轢いたまま来店ってどういう状況?って事ですが、聞いてしまった以上は確認するしかありません、、、

お客さんを見つけて「お客様すみません。実は・・・」と説明すると「えー?」というご反応。そりゃそうですよね。

私とお客さんの2人でゴム手袋装着、トング装備、新聞紙持参で立体駐車場の3階へ。

お店で轢く可能性はほぼ0。

立体駐車場に血など引きずった跡もなく、こりゃ想像したくない姿なのかな?と覚悟しながら向かったのですね。

お客様と2人で恐る恐るタイヤ、車体の下などを見ましたが・・・・いない。

痕跡すらないわけです。

警備員に来てもらい「いないけど、どんな感じでした?」と聞くと「フロントの下にぶら下がっていましたよ。ここらへんです。」と言うではありませんか。

確認すると・・・・いない。

その時、ふと「もしかするとエンジンルーム?」と思ったわけです。

私、エンジンルームに猫が入り込むってのは都市伝説だと思っていたのですね。

ただ、ここまで来ると私もお客さんもスッキリしないと思い、お客さんに「念のためボンネット開けて頂けますか?」とお願いしました。

「いやーいないでしょw」とお客さんが言いながらボンネットを開けてもらったのですが、黒一色のエンジンルーム右奥に茶色い物体がもぞもぞしているわけです。

そうです。子猫がいたわけです。痩せた子猫がおりました。

見つけた瞬間、私もお客様も「うわー!!いた!!」とまあチビるくらいビビったのですが、私はもう大人なので実際にはちびっていません。

きっとお客さんはちびっていたでしょう。

お客さんが非常に困っていたので、「猫はうちが保護しますので気にしないでください」と伝え、私が保護する事になったのですね。まあ私も困っていたのですがね。

保護した時の状況は

・両目が膿で溢れて開かない

・スーパーガリガリ

・逃げようと暴れるが離すと動かない

・とにかくノミだらけ

・頭頂部が禿げている

と、まあこんな感じでした。

段ボール1号に収納して様子を見ましたが、かなりグッタリなのか寝ているのかよく分からないのと、目が潰れているので途方に暮れたのですね。

私、犬は飼っているので犬の知識は豊富ですが、猫はさっぱりなわけです。

という事で、ツイッターにヘルプを求めたらフォロワーさんから「病院連れてけ」とアドバイスがありましたので動物病院に行きました。

診察の結果は

・生後8週間くらい

・体重630グラム

・オス

・ガリガリ

・ノミがひどい

・目と鼻は風邪

・極度の脱水

ガリガリでノミが酷いと貧血の可能性が高く、検査の血を抜くのは危険なので、とりあえずノミの駆除薬、目の処置と目薬処方、抗生剤と水分補給の注射をしてもらい、体力を回復させる事を優先して、元気になったら検査という事になりました。

自力でご飯が食べれない場合は厳しいでしょう。とも言われました。

その日の夜にご飯を少量食べてくれて一安心、排尿も自力でしたのでもう一安心で里親を探す準備をしていました。

2日目、ほぼ寝ていますが、少量のご飯を食べ、薬も飲み、病院で処置してもらったノミ駆除も効いてノミもほぼいないくなりました。目からの膿も治まり腫れが引くのを楽しみに2日目が終わりました。

3日目、午前中に少量のご飯を食べ前日と同じく寝ていましたが、夜23時頃から明らかに様子がおかしくなりました。そして日付が変わる前に旅立っていきました。

ツイッターでは皆様からの温かい声を頂きありがとうございました。

普段、ろくな事を呟かず、ふざけた記事しか書いておらず、これからは保護猫の日記で皆様の癒しにでもなれればと思っていましたが残念です。

ただ、あのままエンジンルームで一匹ぼっちで猫生を終えるよりは、そっと撫でられ見守られながら旅立てた事はせめてもの救いなのかなとは思います。

せめて向こうではたくさんの仲間と楽しく暮らせる事を願い、動物専門のお寺に私のペットとして供養・合祀して頂きました。

皆様、ありがとうございました。

寄稿者紹介

おかず氏

<プロフィール>

ホール企業の上位役職者だが、ご本人曰く「東海地方のどっかの石ころ」

座右の銘は「報酬以上の仕事はしない」

ブログ:「おかずのチラ裏」

Twitter:@pachiokazu